東京オートサロン2025出展レポート:MODELLISTA様ブース
目次
1. イベント概要
2025年1月9RH・10~12日に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2025」は、国内外の自動車関連メーカーやカスタムブランドが一堂に集まる、車好きなら誰もが注目する一大イベントです。カスタムパーツやチューニング技術、新型車両のお披露目からステージイベントまで、多種多様なプログラムが行われ、会期中は国内外から数十万人を超える来場者が詰めかけました。来場者の属性は自動車業界の専門家やジャーナリストだけでなく、一般の車愛好家やファミリー層まで幅広く、特に週末は家族連れも目立つ賑やかな雰囲気となります。
この展示会で注目を集めたのが、トヨタ自動車のカスタマイズブランドとして広く知られるMODELLISTA様のブースです。同ブースの出展目的は主に以下の3点でした。
- 新作エアロパーツやカスタマイズアイテムの認知度向上
多くの来場者に製品を実際に見て触れてもらい、製品品質の高さや先進的なデザインをアピールする。 - 幅広い層へのアプローチ
自動車愛好家はもちろん、ライトユーザーやファミリーにも「おしゃれなカスタマイズ」の魅力を伝えることでファン層を拡大する。 - 既存顧客との関係強化
既にMODELLISTA製品を愛用しているファンとの交流を深め、新作アイテムへの購買意欲を高めるとともにブランドロイヤリティを強化する。
こうした多角的な目標を達成するため、ブースデザインや展示車両の見せ方はもちろん、来場者とのコミュニケーションを円滑に行うために、イベントコンパニオンの活用が重要視されました。
2. コンパニオン起用の背景・狙い
なぜコンパニオンが必要だったのか
東京オートサロンのように膨大な数のブースが立ち並ぶ大規模な展示会では、どれだけ魅力的なコンテンツを用意していても、来場者を惹きつける導線づくりが不可欠です。MODELLISTA様のブースは数ある人気ブランドの中でも注目度が高い反面、来場者の流れをしっかりとキャッチしなければ見逃されてしまうリスクも伴います。
そこで必要とされたのが、
- ブースへの誘導強化
- ブランドイメージ向上
- パンフレットやサンプル配布の効率化
- イベントの盛り上げ役
といった役割を担う「イベントコンパニオン」の存在です。来場者と直接コミュニケーションをとり、興味を深めてもらう入り口を作り出すことで、ブランドや製品の魅力を最大限にアピールする狙いがありました。
株式会社ファクトを選んだ理由
MODELLISTA様が数ある派遣会社の中から株式会社ファクトを選択した背景には、以下のような理由があります。
- 豊富な実績と高い評価
多数の大規模イベント・展示会へのコンパニオン派遣を行っており、実績に裏打ちされたノウハウや評価が高い。 - 研修制度とコミュニケーション力
コンパニオン自身の質はもちろん、事前の研修で製品知識やブランドイメージをしっかりと理解させる体制が整備されている。 - 柔軟なサポート体制
会期中のイレギュラー対応にも迅速に対処でき、企業担当者が安心して運営を任せられる。
こうしたポイントを総合的に評価し、MODELLISTA様は株式会社ファクトにコンパニオン派遣を依頼されました。
3. コンパニオンの具体的な役割・業務内容
業務の詳細
今回、株式会社ファクトから派遣されたのが、明るい笑顔と高い接客スキルを誇る久保まいさんです。彼女は主に以下の業務を担当しました。
- ブース前での声掛け・誘導
通りがかりの来場者へ向け、「新作のエアロパーツが見られますよ」「カスタム事例をご紹介しています」など、興味をひくキャッチフレーズでアプローチ。 - 名刺の取得・パンフレット配布
興味を示した来場者には積極的に名刺交換を行い、その上で製品カタログやパンフレットを手渡して詳しい情報を提供。 - 商品の簡易説明サポート
エアロパーツの特徴や素材、カスタムの方向性など、基本的な質問には自身で回答。専門的な内容はブース担当スタッフに引き継ぎ、スムーズな接客を可能に。 - SNS向けの写真撮影対応
多くの来場者がブースやカスタマイズ車両の写真をSNSに投稿するため、撮影リクエストに対応し、ブランドイメージアップに貢献。 - イベント進行サポート
ステージでの製品発表やトークセッションが行われる際には、来場者へのアナウンスや座席への誘導など、運営を下支えする役割も担った。
事前準備・研修内容
事前の研修では、株式会社ファクトの担当者がMODELLISTA様と連携し、以下の内容を重点的にレクチャーしました。
- 製品・ブランドの特徴:エアロパーツのデザインコンセプト、使用素材、実際のカスタム事例など。
- ブースのコンセプト共有:MODELLISTAが創り出す世界観とブースデザインのこだわり、会場全体での位置づけなど。
- 基本的な接客マナー・動線管理:名刺交換やパンフレット配布の作法、混雑時の人の流れをコントロールする方法。
- 緊急時の連絡ルート:在庫切れや機材トラブルなど、万一のトラブルに対応できるよう担当者・運営本部の連絡体制を確認。
これにより、コンパニオンは初日から高いパフォーマンスを発揮し、来場者のスムーズな誘導と製品アピールを可能にしました。
4. 当日の様子・成果
集客効果(数値・体感)
4日間(1月9RH・10~12日)にわたる東京オートサロン2025では、MODELLISTAブースに延べ3万人以上の来場者が訪れました。そのうち、名刺交換やアンケート回答などでリード情報を取得できた数は約1,500件と報告されています。前年度と比較すると1割以上の増加となり、オートサロン全体の来場者増と相まって、ブースの注目度がさらに高まったといえます。ピークタイムは土曜日(11日)と日曜日(12日)の午後で、ブースの周囲を歩くのも困難になるほどの盛況ぶりでした。
イベントコンパニオンによる積極的な声掛けが、多くの「通りすがりの来場者」を「興味を持った来場者」に転換した要因のひとつとして評価されています。
ブース内の雰囲気やデザインとのマッチング
MODELLISTAブースは、シルバーやホワイトを基調とした近未来的なデザインを取り入れつつ、車両本体のシルエットを際立たせる照明演出が特徴的でした。その洗練された世界観の中で、ファクトのコンパニオンのユニフォームもシンプルかつ上品なデザインが採用されており、ブースの高級感やモダンなイメージと非常にマッチしていました。
顧客とのコミュニケーションの質
来場者へのインタビューでは、「車のカスタムに詳しくない女性客やファミリー層にも親切に対応してくれた」「どこに相談すれば製品の詳細を聞けるかを的確に案内してもらえた」など、丁寧なコミュニケーションを評価する声が目立ちました。
また、カスタムパーツに詳しい来場者が詳細な質問を投げかけても、ファクトのコンパニオンは要点を押さえた説明と担当者への引き継ぎをスムーズに行い、「企業イメージがさらに向上した」「安心感が持てる」という好感を得ています。
5. 会場での評価・フィードバック
社内担当者や同僚からの評価
MODELLISTA様の社内担当者や同僚スタッフは、「想定以上に多くの来場者がブースに足を運んでくれた」「名刺交換の効率が圧倒的に良くなり、業務がスムーズになった」といった声を挙げています。ファクトのコンパニオンの明るい笑顔とプロ意識が、企業ブース全体の士気を高めたという意見もありました。
来場者・顧客からの声
- 「気軽に声をかけられる雰囲気だったので、普段は敷居が高いイメージのあったカスタムブランドとも接触しやすかった」
- 「パンフレットが欲しいと伝えたら、すぐに渡してくれて、詳しい説明が必要かどうかも聞いてくれた」
- 「SNS投稿用に車両と一緒に写真を撮りたいとお願いしたら、快く対応してくれて嬉しかった」
など、イベントコンパニオンの存在がブース訪問のハードルを下げ、購入意欲が高まったという感想が数多く寄せられました。
株式会社ファクトとの連携に関する評価
株式会社ファクトの派遣担当者との打ち合わせや、当日のフォロー体制についても「とてもスムーズで助かった」「細かい気配りが行き届いていた」という声が挙がっています。例えば、予定していたパンフレットの在庫が不足しかけた際、素早く関係各所に連絡して追加手配を行うなど、柔軟な対応が企業側から高く評価されました。
6. 課題・改善点
- ピーク時の集客偏りへの対策
週末の午後など、来場者が集中するタイミングでは、コンパニオン1名では全員を案内しきれない瞬間も。今後はピーク時に追加スタッフを配置するか、混雑時用のアナウンスや待機列運用の整備が必要かもしれません。 - 説明資料の在庫管理
大盛況だったため、準備していたパンフレットが早めに減少し、緊急手配を行いました。事前の来場者予測をより精密に行い、多めの在庫を確保しておくことが求められます。 - コンパニオンの人数バランス
今回は1名のイベントコンパニオンが担当しましたが、土日のピーク時は明らかにキャパシティを超えていた瞬間がありました。複数名を段階的に投入するなど、ブースの規模や来場者数に合わせた柔軟な配置が望まれます。
7. 全体の総評・今後の展望
出展目的に対しての達成度
MODELLISTA様が設定していた「新作商品の認知度向上」「広範な層への訴求」「既存顧客とのリレーション強化」の3つは、総じて高水準で達成されました。新規リード獲得数やSNS拡散の件数が上昇し、さらには既存顧客のリピート購入につながる具体的な商談も複数生まれたと報告されています。
今後の展示会やイベントでの活用計画
大成功を収めた本出展を踏まえ、MODELLISTA様では今後も積極的に展示会へ参加し、イベントコンパニオンの活用を視野に入れていく考えです。特に以下の点を強化する方針が示されています。
- オンラインとの連携:SNS上でのライブ配信や公式アカウントとの連携を深め、オフラインのブース体験をオンラインでも拡散。
- ブース演出のアップデート:車両展示だけでなく、デジタル技術を使ったインタラクティブなデモや体験型コンテンツを充実させる。
- スタッフ体制の最適化:コンパニオンとブース担当者の連携をさらに強化し、来場者がいつ訪れてもスムーズに情報を得られる体制づくりを継続。
8. 連絡先・問い合わせ情報
MODELLISTA様のブース運営を支えたイベントコンパニオン派遣について、詳しく知りたい方や今後の展示会出展を検討中の企業の皆さまは、ぜひ下記までご連絡ください。
- 株式会社ファクト 直通問い合わせ窓口
- TEL:03-5937-0309
パンフレットの配布や名刺回収、SNS発信のサポートに至るまで、多様なニーズに合わせたコンパニオン派遣サービスを展開しています。今回ご紹介したファクトのイベントコンパニオンのように、笑顔とホスピタリティを兼ね備えたスタッフが、御社のブースをより魅力的に演出し、効果的に集客いたします。
上記が、2025年1月9RH・10~12日に開催された東京オートサロン2025にて、MODELLISTAブースで活躍したイベントコンパニオンのレポートです。ブース運営を円滑に進め、企業イメージを格上げする存在として、多くの注目と高評価を集めた彼女たちの活動ぶりをぜひ今後のイベントや展示会運営の参考にしてみてください。