イベントコンパニオンは展示会に必要な存在!効果や費用なども徹底解説!

2022.12.01

イベントコンパニオンは展示会やイベント・セミナーを盛り上げたり、ブースの案内をしたりと企業イメージをアップさせる重要な役割を担っています。

 

そこで今回は、イベントコンパニオンが展示会やイベントに必要な存在である理由・メリットを詳しく紹介していきます。

また展示会でイベントコンパニオンを依頼する際の費用相場なども紹介していくのでぜひ参考にしてください。

イベントコンパニオンを展示会に依頼する効果・メリット

集客効果

特に規模が大きい展示会ともなると、数多くの企業ブースが立ち並ぶため、ただ商品・サービスを展示しただけでは、なかなかお客様はブースに訪れてはくれません。

 

まずは自社のブースに立ち寄ってもらうためには目立つことが必須です。

そのため、華やかさ・アピール力の高さを武器としているイベントコンパニオンの存在がとても重要です。

さらにプロモーションのプロを依頼することで多くの来場者に自社のアピールをする事が出来、会場が盛り上がります。

コンパニオンがブース前に立って接客や声掛けをすることで明るく華やかな印象を与えることが出来ます。

商品やサービス・企業イメージにあった人材を選定できる

イベントコンパニオンを展示会・イベントなどで依頼をするメリットは、商品やサービスに適した人材を選べるという点でしょう。

社内の社員やスタッフを動員して商品・サービスのPRをすることも可能なのですが、この場合社内の社員やスタッフの印象がPRしたい商品・サービスに合わないこともあります。

 

女性向けのコスメなどをPRしたい場合に男性社員や男性スタッフが対応にあたると、女性が紹介するよりも効果が見込めない可能性があります。

イベントコンパニオンに依頼することで、商品やサービスを通して企業イメージのアップも期待できます。

社員やスタッフの負担軽減

イベントコンパニオンを利用すれば、社員・スタッフの負担が軽減されるというメリットもあります。展示会やイベントなどでは多くの人が訪れるため、社員・スタッフだけでは商品・サービスの説明や実演といった対応が難しい場合もあります。

 

社員やスタッフでは賄いきれない業務の際にイベントコンパニオンに一部業務を任せられることで、社員やスタッフが余裕をもって稼働できるメリットがあります。

販売促進

展示会ではサンプリングを行っている参加企業が多いです。自社の商品やサービスを知ってもらうことを目的としているからです。

 

先ほど紹介した通り、ブースや会場を華やかに盛り上げることを得意としているイベントコンパニオンが活躍することで、商品を手に取ってもらうチャンスアップも狙えます。

イベントコンパニオンとイベントスタッフの違い

展示会などでイベントごとに契約を受ける仕事の中に、イベントスタッフというものも存在します。一見するとイベントコンパニオンと似ていますが、両者の大きな違いは2つ挙げられます。

 

  • コスト面での違い
  • シーン・効果による違い

 

基本的に、イベントスタッフよりもイベントコンパニオンの方が1人あたり5,000円~10,000円(日給)程度高い傾向にあります。

コンパニオンになるためには年齢制限や容姿・スタイルの良さなどがあるため、だれでもなれるわけではないという点が差として表れてしまう傾向にあります。

 

また効果・シーンの違いとしては、イベントコンパニオンは特に会社が一押ししたい商品やサービスをPRするときに効果的です。

華やかで目立つコンパニオンならではの強みといえるでしょう。

イベントスタッフは基本的に社員の人数が不足している場合に必要とされ、マルチな業務をこなすことを役割としています。

イベントコンパニオンに依頼できる仕事

イベントコンパニオンの仕事は、企業ブースに訪れたお客様に商品やサービスの紹介をする、会社のイメージアップに貢献するといったPR活動をメインとしています。

来場者の対応や各種案内、ノベルティやカタログの配布やアンケート改修と多岐にわたっています。

 

その他サンプリングスタッフとしてチラシやティッシュを配る、抽選券やアンケート回収を通して、今後の商品開発するための情報収集も業務に含まれることも。

いずれもクライアント企業と来場者との橋渡しとして重要な役割を持ついわば「顔(アイコン)」となります。

イベントコンパニオンに依頼できない仕事

反対にイベントコンパニオンに依頼できない仕事というものも存在します。

例としては、イベントコンパニオンに無断で写真やビデオ撮影をすること、さらにネットなどにアップする・転用をするといったものです。

イベントコンパニオンの撮影に関しての可否は派遣事務所の許可がなければNGだからです。

もちろん企業ブース側であっても同じです。

 

さらに、個人的にイベントコンパニオンに対して食事に誘う、個人情報を利用するといったことも当然NGです。

イベントコンパニオンを守る上でも重要な項目です。

イベントコンパニオンを展示会で依頼する費用相場

イベントコンパニオンを展示会などのイベントで依頼する場合の費用相場は、日給の場合は15,000円~20,000円程度、時給制の場合は1,500円~4,000円程度が相場といわれています。

この場合、交通費や食費などは含まれないので、全体の費用はもう少し必要になるでしょう。

 

なお、派遣会社の定める知名度・拘束時間、希望するイベントコンパニオンの条件によっては料金が異なります。

例として、知名度があまり高くないイベントコンパニオンを派遣する会社に依頼した場合は、6時間の拘束で14,000円としているところが多いです。

トップクラスのイベントコンパニオンを派遣する会社に依頼をすると、同じ時間で2万円~3万円ということも少なくありません。

自社の予算を考慮した上で、最適とされるイベントコンパニオンや拘束時間を検討することをおすすめします。

展示会でイベントコンパニオンの力を最大に発揮するためのポイント

自社イメージにあったイベントコンパニオン派遣会社を選ぶ

教育体制

イベントコンパニオンはただいるだけでは当然狙った効果が得られません。

イベントコンパニオンの役割は、企業イメージアップなのか、商品・サービスの販売促進なのか・サンプリングなのかなど目的に応じて適切な会社を選ぶ必要があります。

 

イベントコンパニオン派遣会社によっては特化しているジャンルが異なります。

そのため会社によって教育体制も当然異なってくるでしょう。また事務所によっての教育レベルにも差があるので、しっかりと教育をしている会社を選ぶこともポイントです。

 

バックアップの有無

当日にやむを得ないトラブルなどで、イベントコンパニオンが欠勤するというケースもまれにあります。その場合には、ほかの人が代理で来てくれるシステムがあるかも事前に確認しましょう。

 

費用は明瞭か

イベントコンパニオンの費用相場について先ほど紹介しましたが、実際に発生する費用は派遣会社・拘束時間・求めるスキルなどによってもまちまちです。

特に初めてイベントコンパニオンを依頼しようと考えている場合は、まずは最初の段階で料金表を提示している会社の方がおすすめです。

料金が一律であれば費用計算もしやすいので予算を計上しやすく、安心感があります。

 

もし費用が「都度見積もり」だった場合には、交渉によって料金が決まります。手間はかかりますが交渉によっては相場よりもお得に依頼できることもあります。

なおまた派遣費用は単に単価だけで決めるのではないく、最終的に全体にかかる費用で会社選びをしましょう。

派遣可能エリア・面接選考をするかどうかといった、詳しい情報も合わせて確認することをおすすめします。

必要な人数を設定する

イベントコンパニオンを含めて、展示ブースには何人の人員を配置すればいいかはとても重要な問題でしょう。

多すぎてもコストの問題がでますし、少ないとスムーズにブースが回せません。

 

必要な人数の考え方は「目標設定」を決めることです。呼び込みや案内・商品説明など役割で分けるだけでなく、休憩時間・人が多くなる時間帯によって適切な人数を割り振りましょう。

イベントコンパニオンは華やかでPR力の高い戦力ではありますが、社員やスタッフも数人は含めましょう。

商品やサービスの詳しい説明や交渉に関しては、イベントコンパニオンではなく、企業側の人間にしかできないことが多いからです。

イベントコンパニオンの選び方

イベントコンパニオンの役割は、会社のイメージアップと集客といった重要な役割を担っています。

もちろん華やかな見た目であることも重要ですが、会社の意図している要望をしっかりと理解してくれる・スムーズなコミュニケーション能力など内面のスキルも大変重要です。

そのため、スキル・実績などでイベントコンパニオンを選びましょう。

 

なおスキルや実績豊富なイベントコンパニオンは、依頼単価も高いことが多いので、要望をしっかりと伝えた上で値段交渉をするといいです。

衣装・コスチュームをの選び方

イベントコンパニオンは展示会イベントの時に、コスチュームや衣装を身に着けて仕事をします。

会社によってはオリジナルのコスチュームを作りたいと考えるのではないでしょうか。

 

その場合には、デザイナーに依頼をすることになるので費用が発生します。

もしコスチュームを用意しない場合には、派遣会社が所持しているコスチュームから最適なものを選びます。

そのため、自社のイメージやブースデザイン・カラーなどから、できるだけ適切なものを選択するようにしましょう。

 

適切かどうかも重要ですが、ほかのブースにも負けないように「目立つ」「映える」かどうかも選び方のポイントになります。

判断が難しいと感じる場合には社内関係者にアンケートや意見を求めるのもいいでしょう。

まとめ

イベントコンパニオンは展示会やイベントなどで必要な存在である理由を紹介しました。

イベントコンパニオンは、会場やブースを華やかに盛り上げる役割や、社員やスタッフの業務負担を軽減してくれる役割があります。

企業イメージをアップさせるためにも、ぜひイベントコンパニオンの活用を検討してみてはいかがでしょうか。