イベントコンパニオンでバイトする方法とは?仕事内容やメリット・デメリットとは?
「イベントコンパニオン」
あまり耳なじみのない職業で「どんな仕事なの?」と思う方もいると思いますが、たくさんの仕事があります。
今回はこの「イベントコンパニオン」について仕事内容や給料などを紹介していきます!
目次
イベントコンパニオンのバイトにおける仕事内容
まずは、イベントコンパニオンのバイトにおける仕事内容について見ていきましょう。
受付・インフォメーションでの業務
これらの主な仕事としては、
・企業のイベントや展示会での受付
・名刺の受け取りやアンケートの回収、カタログの配布
です。
その他にも、ブース内の案内や来場者の質問に答えるインフォメーションなどがありますが、「企業の顔」となることを意識しましょう!
ブース周辺での対応業務
ブース周辺に待機して、アンケートやノベルティを回収するのも仕事の一つです。
クライアントの企業のブースに勧誘するのもイベントコンパニオンの役割なので、笑顔で明るく対応するようにしましょう!
商品のアピール・サンプルの配布業務
また、企業の新商品や、開発している試作品、未発売の商品サンプルなどを配布するのも仕事になります。
「どういった特徴なのかをアピールすること」「来場者に魅力を伝えながらPRすること」を意識して少しでも企業の商品に関心を持ってもらえるようにしましょう!
商品の説明業務
事前にどういった商品なのかを理解して、使い方を覚えておくことも要求されます。
当然、展示コーナーでは、商品の説明をしないといけませんが、それもイベントコンパニオンの仕事です。
来場者に商品を手に取ってもらい、操作方法なども説明しないといけません。
ケータリング近辺での業務
いろいろな会社が集まって、取引が行われる「商談会」が行われることもあります。
イベントコンパニオンはそういった場で、盛り上げたり、お茶やお菓子をふるまう、といった仕事もあります。
時に重要な商談であれば、いい雰囲気づくりは必須です。
気品ある振る舞いや気遣いを心がけましょう。
ステージ上での業務
時には、ステージの上に上がって仕事をする場面もあります。
商品のアピールをしたり、プレゼンターをするので、多くの人の目を引くように、ウォーキングやポージングの練習をしておくとよいでしょう。
TV番組におけるアシスタント業務
TV番組でアシスタントとしての仕事をすることもあります。
皆さんもテレビで芸人の横に、アナウンサーやアイドルが立って、アシスタントを務めているところは観たことがあると思います。
イベントコンパニオンはそういった仕事も行います。
バラエティ番組や地方番組、時には全国放送の番組に呼ばれることもあります。
イベントコンパニオンのバイトにおけるメリット
イベントコンパニオンにバイトとして働くメリットにはどういったものがあるのでしょうか?
時給が高い
イベントコンパニオンは、1日の拘束時間が長いため、「日給」という形になっています。
日給は、およそ12,000円から20,000円と他のアルバイトと比較すると、やや高額になっています。
お財布事情が厳しい方にはおすすめかもしれません。
コミュニケーション能力や人としてのマナーが身につく
来場者の対応をしているうちに、コミュニケーション能力が向上していることに気づくことがあるかもしれません。
商談等では、精神的に緊迫感がある場面であることも多いので、必然的に礼儀やマナーも身につきます。
また、研修では「美しいふるまい方」などの指導を受けることが出来るため、姿勢や笑顔なども自然とできるようになるでしょう。
芸能界への道が開ける可能性が上がる
珍しいですが、イベントコンパニオンから芸能界デビューを果たす人も中にはいます。
女優の松嶋菜々子さんや鈴木京香さんなどは、アルバイト中にスカウトされたともいわれています。
イベントコンパニオンのバイトにおけるデメリット
今まで見てきたメリットとは反対に、イベントコンパニオンにバイトとして働くデメリットを見ていきましょう。
衣装の露出度が高い場合が多い
イベントコンパニオンは、「露出度の高い」服装を着用するケースが多いです。
男性から視線を浴びることも少なくなく、体のラインが出る衣装も多いので、体型を維持することも大事になってきます。
近年では、SNSに投稿され、拡散されてしまうなどの事例もあるようなので、これらには一定の注意が必要です。
ハイヒールでの勤務により脚を痛める
ハイヒールを履かなければならないことも、特徴として挙げられます。
体力的にきついこともあり、見た目以上にハードな仕事という理解は必要です。
酔っ払いなどの迷惑なお客さんに絡まれる可能性が高い
パーティーコンパニオンはとして、パーティー会場に派遣されることもあります。
その場合、参加者の男性にお酒が入っていて、ボディタッチをしようとしてくる男性も中にはいます。
そういった来場者にも適切な対応が求められる点も難しさといえるでしょう。
選考における求められるハードルが非常に高い
当たり前ですが、イベントコンパニオンは、選考ハードルが高いです。
人前に出る仕事なので、ある程度容姿端麗でないといけないのです。
しかし、案件ごとに求められる人材は異なるので、その基準を満たせるように、幅広いスキルを身につけておきましょう。
イベントコンパニオンのバイトにおける仕事開始までの流れ
まずは、案件や事務所を探し、応募または仮登録を行い、必要によっては面接やオーディションを受けます。
これまでに経験がある方は、宣材写真や経歴、ボイスサンプルを準備しておくとよいでしょう。
正式に事務所に登録となると、立ち方や話し方のレッスン・研修を受け、終了すると晴れてイベントコンパニオンとしてスタートができます。
最初は、先輩やマネージャーがサポートに入ってくれるので、安心して働けます。
イベントコンパニオンのバイトにおける給料
平均時給と月収
平均的な時給は2,000円前後になります。
1日中拘束されることが多いので、日給にすると20,000円程度になることが多いです。
月収は案件数、勤務時間にもよりますが、おおよそ20万円程度となります。
時給を上げる方法
スポンサーなどから直接仕事をもらえると給料や待遇はよくなります。
しかし、それができるようになるためには、かなりの努力と経験が必要になるので、なかなか厳しいということもできます。
イベントコンパニオンのバイトにおける年齢層
イベントコンパニオンにバイトとして働いている方々の年齢層はどうなっているのでしょうか?
応募したいと考えている方々の中には、「年齢的に難しいのでは…?」と思っている方もいらっしゃると思いますので、説明していきます。
どんな人たちが働いているケースが多いのか
大学生や将来モデルを目指している女性が働いている場合が多いです。
イベントには、外国人が来場することも多いので、外国語が堪能であると有利になることもあります。
そのため、外国語の習得を目標に取り組んでいる人も多いです。
イベントコンパニオンに年齢制限はあるのか
年齢層としては、大半が20代女性です。
ただ、見た目が若い人は、30代でもできることでしょう。
場合によっては、事務所ごとに年齢制限を設けていることもあるため注意が必要です。
イベントコンパニオンのバイトに採用されるコツ
ここでは、実際にイベントコンパニオンのバイトとして事務所などに応募する場合、どのようにしたら採用されやすいのでしょうか。
イベントコンパニオンとして採用されやすい人、また向いている人・向いていない人について見ていきましょう。
どんな人がイベントコンパニオンに求められているのか
当たり前ですが、「容姿」が一番に求められます。
しかし、それだけでなく、仕事としてのスキルの有無、話しやすさなども必要となるため、幅広い能力を持っているとよいでしょう。
イベントコンパニオンに向いている人・向いていない人
「人と接することが好き」という方は、イベントコンパニオンに向いていると言えます。
商品の説明をしたり、来場者と話すことがメインなので、それを楽しめる方にはとっておきのお仕事になります。
反対に、人前に出たり、話したりするのが苦手だという人は、難しいかもしれません。
人とコミュニケーションをとらないことがないのが、イベントコンパニオンです。