イベントコンパニオンのあるあるを紹介!仕事内容や待遇、メリット・デメリットを解説!
企業の展示会やモーターショーなどのイベントで商品と同じくらい目立っているのが、イベントコンパニオン。
容姿端麗の人が多く、待遇も良いので比較的20代の女性に人気の職業です。
今回はそんなイベントコンパニオンの様々なあるあるを紹介します。
- 仕事内容
- 待遇
- メリットデメリット
- イベントコンパニオンに向いているひと
またイベントコンパニオンという仕事での注意点も紹介します。
読み終わったころにはイベントコンパニオンになりたいと思う人が増えるはずです。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
イベントコンパニオンとは?
イベントコンパニオンとは展示会やイベントなどでクライアント企業の商品を良く見せるために、隣に立っていたり商品を説明する仕事です。
日本だけの仕事ではなく海外でも多く活躍している人がいます。
ただし呼び方は”イベントコンパニオン”だけではなく、”プロモーショナルモデル”と呼ばれることが多いです。
主にイベントコンパニオンが必要とされるのは以下のような場面です。
- 企業の展示会
- モーターショー
- イメージガールとしての起用
- 国際的なイベント
- 企業のイベント
- ゲームショウ
- 番組のアシスタント
イベントで活躍しているイメージの強いイベントコンパニオンですが、テレビ番組のアシスタントとして活躍している人もいます。
そして誰でもイベントコンパニオンになれるわけではなく、まずは事務所に所属することが必須。
その上でクライアント企業が主催するオーディションに合格することでイベントなどに出演することができます。
イベントコンパニオンの仕事内容
イベントコンパニオンというと、商品の隣に立っているというイメージが強い人も多いです。
ですが、イベントコンパニオンの仕事はそれだけではなく多岐に渡ってあるのです。
主に、クライアント企業とお客様の懸け橋になる役目を担っているのでとても重要なのです。
それでは早速紹介していきましょう。
イベントコンパニオンの仕事内容①:製品のPR
これは、皆さんがイメージする一番多くのイベントコンパニオンの仕事といえるでしょう。
企業の商品のPRをするために、商品とともに人前に立つという仕事です。
商品をより良く見せるためのお手伝いをする仕事となっています。
商品についてお客様から問い合わせを受ける場合もあるので商品についての知識もある程度必要になるでしょう。
イベントコンパニオンの仕事内容②:パンフレットや試供品の配布
この仕事は”サンプリング”とも呼ばれます。
お客様に、クライアント企業の商品をより知ってもらうために、パンフレットや試供品を配ります。
クライアントの商品を知ってもらうために、とても重要な役目といえるでしょう。
製品のPRと同じく、そのためにはその商品についてしっかりと知っている必要もあります。
予め、企業やその商品についてある程度の知識を頭に入れておくことも重要な仕事の1つです。
イベントコンパニオンの仕事内容③:名刺の受け取り
クライアント企業から名刺の受け取りの仕事を依頼される場合もあります。
これはどんなお客様がきたのか把握するために、クライアント企業にとってはとても重要なことです。
ただもらうだけではなく、名刺の受け取りの所作などもお客様から見られているので丁寧でなければいけません。
イベントコンパニオンの仕事内容④:アンケート回収
企業側がアンケートをお客様にお願いしている場合は回収を頼まれることもあります。
企業や製品に関するアンケートの場合が多いので、企業にとっては重要な資料となります。
回収する際の所作なども見られているので、最低限のマナーは知っている必要があるでしょう。
イベントコンパニオンの仕事内容⑤:受付
お客さんと最初にコンタクトを取る受付の仕事もあります。
クライアント企業側の人として初めに会うのがイベントコンパニオンの可能性であるのが受付の仕事。
失礼のないようにお客様に良い気持ちで商品を見てもらうためのとても重要な仕事です。
お客様にとってはクライアント企業の第一印象になる可能性があるので、振る舞いには特に注意したほうがよいでしょう。
イベントコンパニオンの待遇
イベントコンパニオンの仕事は華やかなイメージを持つ仕事ですので憧れる女性も多いでしょう。
しかしイベントコンパニオンを目指す女性は華やかな部分だけではなく、待遇面も良いため憧れる女性も多いのです。
イベントコンパニオンの待遇①:給料が良い
日給の相場は1万円~1万5千円。
基本的には1日の仕事が多いですが、2時間~6時間などの短時間勤務もあります。
日給は高い方ですが、このほかにも日給が上がる場合があります。
それはバイリンガルや複数言語に対応できる場合。
バイリンガルであれば、日給の相場は1万5千円から。
複数言語に対応できる場合は2万5千円からなど、人によって異なります。
コンパニオンの雇用体系としてはアルバイトや契約、パートが多いので高めの日給といえます。
しかし、華やかな仕事である上に給料も良いので憧れる女性が多いのが人気の理由でしょう。
イベントコンパニオンの待遇②:土日しか働けなくてもOK
イベントコンパニオンは平日の仕事がメインです。
展示会や各種セミナーなどは平日に多く開催されます。
しかし、土日のみの展示会やモーターショウなども多くあるので土日のみしか働けなくてもOK。
イベントコンパニオンの仕事は誰でもが出来るわけではなく、企業のオーディションに合格する必要があります。
そのため、決まった日にちに予定をいれなければ出来る仕事です。
イベントコンパニオンの待遇③:差し入れ
仕事をする会場などによってイベントコンパニオンに、差し入れや昼食の支給がある場合もあります。
仕事をするうえでこのような待遇をしてもらえることはとても嬉しいですよね。
イベントによって異なりますが、このように良い待遇をしてもらえることも魅力の1つです。
イベントコンパニオンの待遇④:キャリアUPに繋がる
イベントコンパニオンの待遇ではありませんが、キャリアUPにも繋がるので人気があります。
イベントコンパニオンは主に20代が多く活躍していますが、引退した後の需要もあるのが特徴です。
モデルや芸能界入りをする人もいますし、結婚式のMCなどとして活躍する人。
人材派遣会社などの、イベントコンパニオンと管理する職業に就く人も多くいます。
またイベントコンパニオンの経験がなければいけないという職業があります。
それは、ナレーターコンパニオンといって商品の説明をマイクをもってする仕事。
イベントコンパニオンは商品の近くに立つことやどちらかというと直接お客様に説明する機会は少ないです。
しかしナレーターコンパニオンはマイクを持って人前に立ち商品を説明するのでよりステップアップしたい人にはおすすめ。
これは全てがイベントコンパニオンの経験がなければ出来ないというわけではありませんが、募集要項にこのような条件がある場合も多くあります。
このようにキャリアUPする仕事としても人気の秘訣といえるでしょう。
イベントコンパニオンのメリット・デメリット
どのような仕事にもメリット・デメリットはあります。
ここではイベントコンパニオン特有のメリット・デメリットについて紹介します。
イベントコンパニオンのメリット①:度胸がつく
イベントやモーターショー、またはイメージガールとして起用されることの多いイベントコンパニオン。
多くの人とコミュニケーションを取ったり、人前に立つことが多くなるので度胸がつきます。
ある程度、人前に出ることに抵抗がなくなるでしょう。
イベントコンパニオンのメリット②:同世代の友人ができる
イベントコンパニオンは主に20代の女性が多く活躍しています。
そして、一度のイベントで複数人のイベントコンパニオンが一緒に仕事をします。
何度か同じイベントに参加するような顔見知りが出来ることもあるあるの1つ。
そのため同年代の友人が出来ることもあるでしょう。
イベントによって1日だけではなく3日~5日行うものもあるので、気が合う人がいるとそのまま友人になることもあります。
イベントコンパニオンのメリット③:社会経験を積むことができる
イベントコンパニオンは振る舞いがとても重要です。
イベントコンパニオンは企業のイメージを壊さないようにしなくてはいけません。
失礼な振る舞いにならないように最低限のビジネスマナーを身に着けておくことが重要。
正しい姿勢や綺麗なお辞儀。
正確な日本語の話し方やなどの所作もお客様に見られているでしょう。
正しい振る舞いは、イベントコンパニオンだけではなく身に着けることで様々なところで役に立ちます。
イベントコンパニオンのメリット④:語学スキルがあると重宝される
待遇の面でも語学スキルがあることでメリットとなります。
イベントは日本だけではなく、今では世界的なイベントを日本で行うこともあるでしょう。
そのような時に特に語学が堪能な人は重宝されます。
多言語マスターしているひとはより重宝されるでしょう。
可能であれば日常会話程度出来ることが望ましいです。
特に、英語や中国語、韓国語があると良いです。
自分だけの強みになる部分でもあるので語学を学んでいて損はないですね。
イベントコンパニオンのメリット⑤:人脈が広がる
イベントは様々なお客様と出会う機会です。
著名人や企業の上層部の人、また芸能関係の人と出会える可能性もあります。
自分のステップアップに関係する人と出会える可能性があるのも魅力の1つ。
人脈が広がることでまた新しいことに出会えるチャンスも広がるでしょう。
イベントコンパニオンのメリット⑥:順応する力がつく
クライアント企業やお客様のなかにはさまざまな方がいます。
時には難しいお願いをしてくる人もいるかもしれません。
また酔っ払いなどもいるでしょう。
そのような場面に出くわすことで様々なことに対応する能力がつきます。
他の仕事についたとしても身についていることで役に立つことが十分にあるでしょう。
イベントコンパニオンのメリット⑦:大きな達成感がある
イベントコンパニオンは誰でもなれる職業ではありません。
事務所に所属出来ても、各イベントのオーディションに合格する必要があります。
容姿端麗であることや、コミュニケーション能力が高い人など企業が必要とする人でなければいけません。
選ばれた上で、イベントにてクライアント企業の役に立てるととても達成感が得られる仕事といえるでしょう。
一握りの人しか出来ない仕事であることも達成感になりますし、自分の自信にもつながるでしょう。
イベントコンパニオンのデメリット①:予定が立てづらい
イベントコンパニオンはオーディションに受かった人のみがイベントなどに参加します。
そのため、開催日の数か月前から応募やオーディションが始まることが多いのです。
合格する保証もないので数か月後の予定が立てづらいのも事実。
ですが反対に、イベントの日は予め決まっているので急な対応などは少ないでしょう。
イベントコンパニオンのデメリット②:自己管理が必要
イベントコンパニオンは容姿端麗であり、スタイルの良い人が多いです。
そのため、オーディションに合格するにはきちんと自己管理できているかどうか見られるでしょう。
露出度が高い衣装を着なければなりません。
そのためイベントコンパニオンという仕事をしている間は、いつ合格してもいい様にスタイルを保つことが重要ですがなかなか難しいでしょう。
自己管理が得意な人であればデメリットに感じない部分ともいえます。
イベントコンパニオンのデメリット③:体力勝負である
商品と一緒にかっこいいポージングのまま立っているイベントコンパニオンは体力も必要。
高いヒールを履いて長時間ポージングすることはとても体力のいることです。
季節も夏の暑い時期や冬の寒い時期も関係ないので体調管理も必要な仕事となっているでしょう。
体力に自信がある人であれば、自己PRするときにとても強みになりますね。
イベントコンパニオンに向いている人
以下の特徴に当てはまる方は、イベントコンパニオンに向いているといえますね。
イベントコンパニオンに向いている人①:人前に立つことが好きな人
イベントコンパニオンは沢山の人前に立つことが多いです。
そのため、人前に立つことに抵抗がない人が向いています。
しかし、度胸をつけるために挑戦してみたいという人もいるでしょう。
芸能界やモデルを目指している人などにも向いている仕事です。
イベントコンパニオンに向いている人②:コミュニケーション能力が高い人
イベントや展示会などは様々なお客様が来ます。
いつもはあまり接点のないような年齢の人や海外の人もいます。
その時に、コミュニケーション能力がとても重要。
若い人の間では”コミュ力”とも呼ばれますが、それほど今は誰もが注目する能力とも言えます。
イベントコンパニオンに向いている人③:愛嬌がある人
イベントコンパニオンになる条件として容姿端麗の人が多い中、同じくらい重要なのが愛嬌です。
愛嬌を振り向く事はなかなか難しいことですが、得意な人もとても強いセールスポイントになるのは確かです。
何か強みを持ちたいと思ったときに、愛嬌があると時に美貌よりも重視される可能性があるでしょう。
イベントコンパニオンに向いている人④:自己PRが上手な人
これはどの職業をする上でも重要ですが、自分の強みを上手くアピール出来る人は重宝されるでしょう。
自分の良い部分を知っていても上手くアピールすることが出来なければ、自分の良い部分を知ってもらうことは出来ません。
イベントコンパニオンは特に、競争率が高く一握りの人しか出来ない仕事ですので自己PRが上手な人はオーディションでも有利になるでしょう。
イベントコンパニオンに向いている人⑤:自己管理能力が高い人
イベントコンパニオンは容姿やスタイルの良さが重要です。
そのため、女子力を兼ね備えている人は向いているともいえるでしょう。
人並み以上の美貌やスタイルが重要になる仕事ですので、きちんと自己管理出来ることが必須。
そして見た目だけではなく体力勝負の仕事なので体調不良にも注意出来るひとが良いです。
オーディションに受かっても、イベントの時に体調不良で欠席という形になるとクライアント企業に迷惑をかけてしまいます。
そのためクライアント企業のイメージを背負うという強い気持ちをもって、自己管理出来る人が向いているでしょう。
ここまでさまざまなイベントコンパニオンのあるあるを紹介してきましたが、もっとも注意してほしいポイントがあります。
企業のイメージを背負っているということを常に念頭に置く
クライアント企業から商品を宣伝するため、もしく良く見せるお手伝いをするのがイベントコンパニオンの仕事。
そのため、自分本位の考え方や振る舞いは厳禁です。
マナーをしっかりと身につける
企業の顔としてお手伝いするので、お客様に失礼があってはいけません。
最低限、イベントで使うマナーや正しい日本語を学ぶという姿勢もとても重要。
身だしなみに気を付ける
容姿やスタイルの管理がとても重要なイベントコンパニオン。
イベントコンパニオンという仕事をしている間はいつ合格してもいいように自己管理が必須。
以上の3点がイベントコンパニオンという仕事をする上で、最も気をつけなければいけないポイントといえるでしょう。
まとめ
イベントコンパニオンの様々なあるあるを紹介してきました。
イベントコンパニオンという仕事は誰でも出来る仕事ではなく、一握りのひとが出来る仕事です。
そのため大変なことも多いですが魅力もたくさんある仕事です。
競争率の高い仕事でもありますが、その分大きな達成感も得られる仕事といえるでしょう。
見た目が華やかであるため、綺麗なだけの仕事かと思う人もいますが実は体力勝負の根気のいる仕事です。
今回紹介したイベントコンパニオンのあるあるを知って、よりイベントコンパニオンという仕事に興味をもってもらえると嬉しいです。