大手イベントコンパニオン事務所おすすめ紹介！失敗しない選び方も徹底解説
日本国内には数多くのイベントコンパニオン事務所があります。イベントコンパニオンの仕事を受ける際には、事務所に所属するのが一番の近道です。
ここではおすすめの大手イベントコンパニオン事務所を厳選して紹介します。
自分にあったイベントコンパニオン事務所の探し方が分からないという方は必見です！
目次
おすすめ大手イベントコンパニオン事務所
株式会社ファクト
株式会社ファクトは、東京を含め神奈川・千葉・埼玉といった関東圏を中心に展開する大手の人材派遣会社です。派遣総数は100,000人以上・15年以上の実績を誇り、イベントコンパニオン関係のほかにも様々なサービスの求人を豊富に扱っています。
イベントコンパニオンの仕事としては展示会、学会、エンタメイベント（東京ゲームショウ、モーターショーなど）と多岐にわたります。
その他パチンコ店・新店・リニューアルイベント関係での仕事も多く、短期間でまとめて稼ぎたいという方におすすめでしょう。
- レースクイーン
- イベントコンパニオン
- モデル
- 役者
- エキストラ
以上の案件をメインに扱っているので、イベントコンパニオン以外にも色々な仕事をしてみたい人にぴったりです。
事務所には「芸能部」があり、タレントやグラビアアイドルの育成にも力をいれています。そのため、イベントコンパニオンの後は芸能関係の道を進みたいという人にもいいでしょう。
案件によって給料は異なりますが、日給換算にして13000円以上のものが多いので、普通の単発アルバイトよりも高い案件が中心です。また、交通費が支給される点も安心です。
さらに、フォローアップ研修も用意されているので、イベントコンパニオンの仕事が初めてという方も、安心して始められます。
株式会社ファクトの登録からお仕事開始までの流れ
- 公式Webサイトから応募
- 事務所で本登録
- お仕事紹介・開始
株式会社ファクトは、公式サイトから直接応募できます。「ご紹介可能なお仕事」で希望の仕事がみつかったら、その案件に応募しましょう。フォーマットに必要事項を記入すればエントリー完了です。
そのあとは、免許証やマイナンバーカードといった身分証明書に履歴書・キャッシュカード・印鑑を持参して、事務所で直接登録をします。
面接では仕事の受け方や給与支払いといった基本的な説明を受けます。
なおクライアントに提出するための写真撮影もその日に行うので、本登録は「スーツ」で行きましょう。
仕事を受ける時は、案件に自分でエントリーをして派遣会社からの採用通知で合否が決まります。
意外と費用がかさんでしまう「撮影代」や「衣装レンタル料金」ですが、株式会社ファクトであればどちらも無料です。
案件によっては登録した次の日から勤務可能なケースもありますので、「すぐに仕事がしたい」という方にもおすすめです。
基本的に現地集合・現地解散となっており、現地到着時にマイページで報告をし、業務終了後は勤務報告（勤務時間、交通費など）をしてその日の仕事は終了です。
希望者には、「現地研修」も行っているので、いきなりの勤務に不安があるという方でも安心して働けます。
おすすめな人
- すぐに仕事をしたい
- 首都圏でイベントコンパニオンのほかにモデル、司会などで働きたい
- 学業に忙しい学生・本業がある社会人・すきま時間を使いたい
- シフトに縛られず自由に働きたい
単発で働きたい人向けの案件も豊富なので、自分で働き方が選べる点はメリットではないでしょうか。
基本情報
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿7-4-4 武蔵ビル2F-B |
|---|---|
| 電話番号 | 03-5937-6453 |
| 事業内容 | イベント企画・制作業務 飲食業 物流・配送 |
| 給料日 | 月末締め／翌月15日払い 申請すれば「日払い」も可能 |
| ホームページ | https://www.charmysangel.com/ |
| 運用SNS | twitter Youtube |
GooGirl
GooGirlは、東京ビッグサイト・パシフィコ横浜をはじめ、大規模イベントやショー、その他製薬会社の展示会などで多くのイベントコンパニオンの派遣実績がある大手事務所です。
20代が中心で、有名私立大学生や女子アナウンサー・舞台女優・モデルなども在籍しています。
イベントコンパニオン以外にも、ディレクター・AD、ナレーター・通訳など活躍の場が多いのが特徴です。
こちらの事務所は17歳以上から応募可能となっているので、高校生でもエントリーできます。ただし、高校生の場合は保護者の方の許可が必須となっています。
年齢制限は33歳までとなっていますが、見た目が若かったり、通訳業務など高いスキルや経験が求められる場合は40歳でも可能となっています。
給料は月末締めの翌月末払いシステムですが、状況によっては即払い制もあるので相談してみましょう。
株式会社トータルブレーン
株式会社トータルブレーンは、各種イベントや展示会、セミナー・キャンペーンなどの企画制作・運営に強く、10,000人以上という業界トップクラスのスタッフ数を誇り、全国のイベントに対応可能です。
イベント・販促キャンペーンなどの企画・制作・運営から、イベントコンパニオン・MCなどのキャスト手配までをトータルにサポートしています。
イベント企画会社として年間2,000件を受注する経験・実績を活かした人材ネットワークサービスを提供しています。
英語・中国語対応コンパニオンも募集しており、外国語を使ったコンパニオン業務をしたい人にもおすすめの大手事務所です。
日給は2～10万円と開きがあり、案件やコンパニオンのスキルなどで給料が決まるシステムとなっています。
18歳以上から応募可能ですが高校生は不可なので注意しましょう。
株式会社トゥー・ワンプロモーション（21プロモーション）
トゥー・ワンプロモーションは、静岡県静岡市の本社のほか、渋谷区に東京オフィスを持つイベント企画会社です。
イベントコンパニオンを含むイベントスタッフ派遣、イベント企画を含むセールスプロモーションのほか、舞台制作や広告企画と制作、代理店サービスなどを総合的に提供しています。
単発や数日以内のお仕事の案件が多いため、短期希望の学生や主婦、予定が立てにくい就職活動中のバイトとしておすすめです。
事務所に登録したら、長期・単発の仕事の案内がメールで送られてくるのでその中で自分が希望する求人にエントリーします。
長期よりも単発の案件が多いので、スキマ時間に働きたい・忙しいので週末・平日の短時間だけ働きたいという人にもおすすめです。
株式会社ウィル
ウィルは、1992年に設立された愛知県名古屋市にあるイベント企画会社です。イベントコンパニオン・MCナレーター派遣や販売店店頭支援を含む、各種イベント企画と制作・運営をワンストップでコーディネートしています。
エプソンや博報堂など多数のメーカー・広告代理店と協働したさまざまなイベントを企画・開催しており、大規模イベントの実績が豊富です。
また鈴鹿8耐・フェラーリレーシングデイズなど、キャンペーン・イベントコンパニオン派遣の豊富な実績を誇るのはもちろん、MCやナレーター、綿密な研修を受けた販売スタッフなど、専門性の高いスタッフを育成・派遣しているので、キャリアアップしたい人にぴったりでしょう。
イベントコンパニオン以外でも、MCや司会・ナレーターを志望している人におすすめです。
株式会社annonce
annonceは、2007年設立の、福岡県福岡市と北九州市にオフィスを持ち、展示会やセミナー・キャンペーンなどのイベント企画と制作・運営をトータルプロデュースするイベント企画会社です。
福岡県をメインとし、九州・沖縄をはじめ首都圏にもネットワークを持っています。
企業の周年イベントやセミナー、行政主催の式典やイベント、展示会や販促キャンペーンなど、規模やジャンルに関わらず様々なイベントや催し事の運営実績があります。
事務所では、MCやモデルレッスンも行っているので、未経験者でもチャレンジできる環境が整っています。
株式会社ソーレ
株式会社ソーレは、広告宣伝・イベントプロモーション・企画運営など、トータルプロデュースを提供している事務所です。
展示会やコンサート・SPイベントはもちろん、文化催事やシンポジウムの企画と運営にも対応するため、幅広いキャスティングができます。
イベントコンパニオンやナレーター派遣ほか、セミナー講師、各界パネラーやモデル・タレントといった人材も派遣している事務所なので、イベントコンパニオン以外でも活躍したい人におすすめです。
株式会社BaroqueWorks
株式会社BaroqueWorksは、東京都台東区に本社がありますが広島市にも事務所があるイベント企画事務所です。イベントコンパニオンをはじめ、モデル・MC・司会・運営スタッフといった人材も派遣できるので、イベント企画全体の制作や運営をトータルでサポートできます。
関東以外にも四国地方にも専属のイベントコンパニオンが在籍しているので、地方イベントへの対応も可能です。
また、イベントコンパニオンの事務所にありがちな「女の子さえ沢山いればなんとかなる」という考えではなく、「ルックス・スキル・人柄」を重視した採用条件を設けています。
そのため、コンパニオンとして高いキャリアを積みたいという方におすすめです。
株式会社 アジリティー
アジリティーは、東京都新宿区にあるイベント企画会社です。イベントコンパニオンのほかに運営スタッフを派遣しており、イベント運営に特化しているのが特徴です。
在籍しているイベントコンパニオンには、国際的な大規模イベントやキーテレビ局のイベントの経験を積んでいる人がいるなど、見た目だけでなく実績を積んだ人も多く採用しています。
案件としては、展示会やPRイベントのほかにレセプションや社内イベント・セミナーなど幅広く取り扱っています。
なお、東京本社以外にも札幌支店があるので、北海道エリアで働きたいという方におすすめの事務所です。
エージー株式会社
エージーは株式会社は、30年以上の歴史を誇る東京都港区にあるイベント企画会社です。
もともとはイベントや講演会、セミナー向けの人材派遣業に携わっていましたが、それらのノウハウを活かしてイベント運営事業も展開した経緯があります。
そのため、イベントコンパニオン派遣、イベント企画・運営のほか、人材派遣、アプリ開発やコンテンツ制作、企業研修など幅広いサービスが提供できます。
イベントコンパニオンの中にはMC経験者・バイリンガル人材など高いスキルや経験を持った人が在籍しているのが特徴です。
また、国内だけでなく海外イベントの実績もあり、自社専属のコーディネーターが在籍している点も強みです。
国内外問わず活躍したい・語学力を武器にイベントコンパニオンの仕事をしたいという人におすすめの事務所といえるでしょう。
スカイハイプロモーションズ
東京と大阪に拠点をもつ事務所で、イベントコンパニオンのほかにモデル・キャストを派遣していることで知られます。
人材教育に力を入れており、オーディション研修ではレースクイーン、ステージモデル、大手企業ブーズなど仕事獲得に必要なウォーキングや自己PR力を学びます。
コンパニオン基礎研修は、業界未経験者のための研修で、パンフレットの配り方・お辞儀の仕方など、コンパニオンの業務を行う際に必要最低限のレッスンが受けられます。
さらに、モデルやコンパニオンとして活躍した後の「セカンドキャリアサポート」では一般企業への転職支援なども行っています。
イベントコンパニオンは30代にさしかかると引退を考える人が増える業界でもあります。セカンドキャリアに不安を持たずにしっかりと働ける環境作りに力を入れているのが分かります。
自分にあったイベントコンパニオン事務所の選び方
事務所の掛け持ちも検討する
東京などの首都圏では一般的ですが、複数の事務所に所属するのも検討しましょう。ただし、福岡などでは事務所の掛け持ちを禁止されている事務所もあるので確認必須です。
もし掛け持ちがOKであれば、積極的に応募することをおすすめします。所属している事務所が多いほど、案件が来る可能性も高まるからです。
1つの事務所にしか入れない場合だと、事務所選びでイベントコンパニオンとしての人生が左右されてしまいます。しかし、いくつか掛け持ちができるのならリスクも分散されますし、もし合わなくて1社辞めても、他の事務所があるので気持ち的にも楽です。
会社概要をチェック
自分が所属する事務所の基本的なことは把握しておきましょう。これは就職活動と似ているところでもあります。
例えば「設立年月日や代表者の名前、資本金などがしっかり記載されているか」は必ず確認しましょう。
設立年月日の年月が浅い場合は、すぐに倒産したり簡単に事務所を畳んだりするところも多く見受けられます。
また、いつでも倒産できるように代表者の名前を記載していなかったり、資本金が低すぎる場合は、更にしっかりと会社の実態を確認する必要があります。住所が記載されていても、実際にその場所に行ってみると実態がなかったりという事もあります。
コンパニオン事業実績が記載されているか
コンパニオン事業の実績の中に、自分がやりたい仕事があるのかどうか確認しておきましょう。
クライアントとして仕事を依頼するときも、その事務所が依頼する仕事の実績があるかどうかは確認する必要があります。事務所によって、依頼する仕事のジャンルに得手不得手があるからです。
また、ホームページで所属されているコンパニオンがどんな実績・スキルを持っているかもチェックしましょう。
モデルのプロフィールさえもホームページ上にアップされていない場合は、注意が必要です。
実際に問い合わせしてみる
応募をする際に実際に電話やメールで問い合わせして、自分が疑問に思う事を質問してみましょう。
丁寧に答えてくれたり、親切に対応してくれるところなら、信頼できる可能性が高いです。
ただ、登録や所属させて登録料を取る事を目的としている場合もあるので注意が必要です。
高額な登録料やレッスン料がかかる事務所は、仕事で会社が成り立っているのではなく、所属コンパニオンから集めたお金で会社がなりたっている可能性があります。
イベントコンパニオンの仕事を始めるまでの流れ
先ほどはイベントコンパニオン事務所の選び方について紹介しました。ここでは、自分の希望する事務所が見つかった時に、どうやってイベントコンパニオンの仕事をもらうのか、その流れを解説していきます。
1.事務所に応募する
応募する際には「履歴書」と「宣材写真」の2つを用意しましょう。履歴書自体は、一般的な就職活動の時と同じなのでここでは応募の流れから説明していきます。
応募の流れ
履歴書と宣材写真を直接事務所に送る方法もありますが、事務所のホームページに応募フォームが設けられていることが多く、スマホやパソコンからいつでも応募は可能です。
なお応募フォームでは以下の情報を入力することが多いです。
- 身長・スリーサイズなど身体的数値
- 希望の職種・ジャンル
- （やっていれば）自身のSNS
宣材写真を用意する
宣材写真は、「フォトスタジオ」などで撮ってもらえます。費用はおおよそ1万円程度が相場となっています。
イベントコンパニオンは、芸能人やモデルを目指している人もが多いので、競争率が非常に高いです。
自分の魅力を最大限に引き出すプロの力を借りた方がいいのは言うまでもありません。
書類選考時では色々な衣装を着れるかどうかも判断材料になるので、自分のプロポーションがよくわかる服装で撮影に臨みましょう。
2.面接・オーディションを受ける
イベントコンパニオンになるためには、一定以上の容姿・スタイルの良さが求められるのは誰もが知っていることでしょう。
書類選考の段階で多くの人が落とされ、限られた人だけが面接やオーディションに進みます。
受かりやすくするコツ
事務所に所属をするためには、まず面接やオーディションを受けて合格しなければなりません。
できるだけ、自分の魅力をアピールすることが重要です。例えば、接客業での経験をアピールする・ボイスサンプルを用意しておく、といった工夫もいいでしょう。
ボイスサンプルがあればMCやナレーターの仕事を貰いやすくなります。
また、英語や中国語などの外国語が話せる人はぜひアピールしてください。モーターショーやレースといった海外の人も多く訪れるイベントの場合、日本人のお客様以外ともスムーズなコミュニケーションが取れます。
仕事の取れやすさだけでなく時給・日給アップにもかかわるスキルなので、イベントコンパニオンにとっては有利なスキルといえるでしょう。
事務所に受かりにくいケースは？
イベントコンパニオンは、企業の「顔」としての役割もあるため、企業へのイメージをダウンさせてしまう人は事務所に受かりにくいです。
例えば、
- 見えやすいところにタトゥーが入っている
- SNSでネガティブな発言をしている
- メイクが派手すぎる
- 奇抜な髪型・肌色をしている
- 社会人としての話し方・振る舞いができない
などが挙げられます。社会的地位の高い人が多い展示会やショーでは、社会人としての品格も求められるので、好印象を持ってもらえる見た目・振る舞いじゃないと、事務所に所属することはできません。
3.お仕事開始
面接やオーディションに受かれば、事務所に登録されてお仕事開始となります。
事務所によっては「美しい立ち方」や「話し方」などを覚えるためにレッスンや研修を事前に受けることがあります。
もしイベントコンパニオン初心者ならぜひ研修には参加しましょう。事務所によっては、先輩モデルや専門家などを招いて本格的なレッスンや研修を受けられます。
また仕事の種類によっては事前打ち合わせ・商品説明などもあります。新商品やサービスPRの場合は、企業がどんなことをアピールしたいのかを知って、企業イメージをアップできるような働きぶりが期待されます。
さらに仕事中だけでなく休憩中の立ち振る舞いも大切なお仕事なので、事務所ごとに決められたルールにしたがって、プロフェッショナルとしての立ち振る舞いを忘れないように心がけましょう。
イベントコンパニオン事務所選びでよくある失敗
自分の苦手・受けたくない仕事しかなかった
イベントコンパニオンの中でもパチンコ系は稼げるお仕事で、髪色やメイクも派手でOKなので人気があります。
しかし、パチンコ系の仕事は苦手としている女性も多く、理由はいくつかありますが、店内の大きな音やたばこのにおいが気になるといったことが挙げられます。
ほとんどの女の子が「イベントコンパニオン」で連想する仕事はレースクィーンのようにイベント会場で着飾っているお仕事です。
そのため、紹介されるイベントがパチンコ系ばかりだと「パチンコのホールスタッフになったみたいで失敗した」と感じるかもしれません。
パチンコイベントに限らずイベントコンパニオン事務所には展示会系・スタッフ案件・イベント系など得意なジャンルがあります。
レースクィーンをしたい女の子がパチンコ系の事務所に入っても、希望のお仕事はほぼ来ないと考えたほうが良いです。
楽しく自分にピッタリのお仕事見つけるには、お仕事の幅が広いコンパニオン事務所を選ぶべきでしょう。
ギャラが他の事務所よりも低い
イベントコンパニオンは事務所によって同じ仕事でもギャラが全然違います。
しかしコンパニオン同士でギャラの話はタブーとされているので、給料の差について初めて知るのがある程度仕事をしてからということも少なくありません。
同じ時間で同じ内容なのにギャラが1.5倍近く違う、ということもしばしば。そして確認する方法は女の子達から聞き取るしかありません。
コンパニオンはフリー登録の子が多い為、色々な事務所に登録しています。ギャラは高いに越したことが無いので、所属事務所が低賃金だと発覚したら勇気を出して移籍することも考えるべきでしょう。
ノルマが課された
イベントコンパニオンは、日々仕事をこなしながら、日雇いのクライアント企業から評価されることによって、派遣元や事務所、プロダクション内での評価が決まります。
これは容姿・スタイル・評価が優れているイベントコンパニオンから順番に、いい仕事が依頼されることを意味します。
そのため、仕事によって派遣されるイベントコンパニオンが異なるという事情もあり、派遣先企業からの評価は大変重要です。
この背景からイベントコンパニオン業界は「実力主義」という側面が強いといえます。
基本的に1日単位での仕事となるので、普段の仕事ぶりがそのあとの仕事の受注に大きく影響しています。その結果収入の増減にかかわってきます。
派遣先で失敗したり、派遣元から伝えられていた技能に達していなかったりすると、今後その派遣先での仕事はお断りとなってしまうケースもありますし、継続的に採用されることが重要な世界なので、失敗は許されない厳しい仕事でもあります。
また、容姿が重要になる仕事でもあるので、日々エステやネイルサロンなどに通い、衣装の購入も自腹でおこなったり、課せられた販売ノルマに達しなかった分の商品を「自腹で購入」するなど、出費も多くなる傾向にあります。
仕事前に経費がかかりすぎる
イベントコンパニオンのお仕事はプロフィールからスタートします。
プロフィールは皆こだわって作るので写真にお金をかけて制作しておかないとお仕事に落選してしまいます。
プロフィール用の撮影をカメラマンにスタジオを押さえて依頼すると数万円単位で費用がかかります。
これではお仕事前にお金が無くなってしまいます。かといってダメな写真ではお仕事が獲得できません。
事務所によってサポートが違いますので、撮影に協力してくれる事務所を選ぶと良いでしょう。
イベントコンパニオンの収入・休日はどれくらい？
日給
お財布がピンチのときや急な出費があったときには、とてもありがたいバイトといえます。
また、イベントコンパニオンは日給換算での仕事がほとんどのため、求人サイトなどでは日給 13,000円～という表記がよく見られます。
展示会などは1日の拘束時間が長いということもあり、日給が高めとなっているので、稼ぎたいときは展示会などを選ぶとよいでしょう。
時給
時給に関しては、東京をはじめとする首都圏を例にすると1時間あたり1,500円～2,000円が相場となっています。
多くが日給換算なので、8時間程度の稼働時間で1～2万円くらいとみておくといいでしょう。一般的なアルバイトと比較すると、高時給・高日給の仕事といえます。
なお、仕事によっては3,000円～のところもありますが、非常に少ないことと高いスキル・実績などが求められることも多いので応募条件を確認しましょう。
短時間での1万円以上の場合もある
イベントコンパニオンの仕事は、新人でもある程度の収入を、時には短時間で得ることも可能な仕事です。
ただし、イベントコンパニオンの仕事は基本的に週末になるので、平日は仕事が少ない傾向にあります。
日本では土日休みの勤務体制が標準的・一般的となっているため、街に消費者が溢れるのは基本的に週末であることが影響しているでしょう。
サービス業、販売業の稼ぎ時は主に週末ということもあって、消費者への訴求を狙う効果があるのもやはり週末。
そのため、企業の一般向けのイベントも週末に集中するので、どうしても平日は暇になってしまうということもザラです。
また、イベントコンパニオンは基本的に恒常的な仕事ではなく、企業のキャンペーン期間中や、商品の特定のアピールの場でこそ、その効果が発揮される仕事であるため、原則的に単発案件、ないし短期間での契約となります。
仕事の日はある程度限られてしまうことが多く、仕事の受注状況によっては、高い日給を貰っていても、実際の月の収入はあまり高くならない場合もあります。
月収・年収
日給での換算をベースとすると、月収20万円以上も十分に可能な仕事です。年収に換算すると、150～200万円程度となっています。
ただし、イベントコンパニオンは活躍できる年齢が18～20代中盤と若い世代がメインなので、30代中盤にさしかかると徐々に仕事が減ってきてしまう傾向にあります。
そのため、30代にさしかかる多くの人はイベントコンパニオンの実績やスキルを活かした仕事を探すことが多いです。
セカンドキャリアを考えつつ、イベントコンパニオンの仕事をこなす必要があります。
事務所の中には、転職活動のサポートに力を入れているところもあるので、将来性を考えた上で事務所選びをすることも重要なポイントでしょう。
勤務時間・休日・残業の有無
勤務時間や休日をいつにするかといった条件は、基本的には自分で決められます。
例えば、大学生が学校帰りに仕事をする、休みの土日だけ稼働することもできます。
時給制かつ短時間で終わる仕事の場合は、すきま時間に入れることも十分可能です。
しかし、人気が出てくるとひっきりなしに仕事の依頼がくるので、企業側と予定をすり合わせることにも。
その場合には、自由に予定を組むことは難しくなってきます。
料金相場は1日あたり25,000円～となっており、時給制ではなく日給制であることが多いです。
なお「残業」は基本的にないので安心してください。
イベントコンパニオンに向いている人
一定以上の容姿とプロポーション
イベントコンパニオンになるためには、一定以上の容姿やスタイルが求められます。
これは、イベントで企業の商品やサービスをPRする際に、少しでもよい印象を持ってもらうために必要だからです。
さらに普段は着ないような体のラインが出るコスチュームを身に着けての仕事も多いので、プロポーションの良さも必要です。
なお容姿の美しさの基準は時代や企業の持つイメージによっても様々です。個性が重視される時代なので、外見の美しさに関しては定量的なものはありません。
とはいえ、自分をよく見せるテクニックやポージングといった日々の努力は必要なので、見た目に関して客観的に見て、研鑽できるストイックさは必要でしょう。
高いコミュニケーションスキル
色々な仕事でコミュニケーション能力を求められますが、イベントコンパニオンは特にコミュニケーション能力の高さが求められます。
事務所の面接でも、愛嬌の良さや相手を不快にしない話し方かどうかチェックされます。
イベントコンパニオンは、イベントなどでブースに訪れたお客様の対応をするのが主な仕事です。
年齢や立場・男女に関係なくどんな人に対しても好印象を持ってもらう・気持ちよいコミュニケーションがとれることが必須になります。
そのため、人と話すことが好き・コミュニケーション能力が高いかどうかは重要なポイントです。
したがって先ほど紹介した「一定以上の容姿・プロポーション」は必須ではありますが、外見が良いだけで必ずしもイベントコンパニオンとして活躍できるかというと、そういうわけでもないことが分かります。
体型・体調管理が継続できる人
イベントコンパニオンはイベントの開始から終了まで休憩時間を除いて立ちっぱなしの仕事です。イベントコンパニオンの仕事は一見すると華やかに見えますが、体力が求められる仕事でもあります。
稼働時間中は常に笑顔でポージングをとったり、コスチュームを身に着けて立ち仕事をしたりといった過酷な環境で働くことが多いです。
イベントによっては屋外での仕事も多いです。夏の暑い時期や冬の寒い時期でも、設定されているコスチュームを身に着けることが求められます。
さらに高いヒールを履いてのお仕事となるので、想像を超える重労働といえるでしょう。
そしてコンスタントに仕事を受けるためにも、普段の体調管理や体型維持のために、自分にストイックでなければなりません。
体型・体調管理など、仕事をしている以外でも自分に厳しく管理できることがイベントコンパニオンには求められます。
人前に立つこと・目立つことが好き
イベントコンパニオンは常にいろんな人から見られることがお仕事です。そのため、人前に立つことが気にならない・目立つことが好きな人に向いています。
どんなにスタイルがいい・容姿がいいとしても、人前にでることが恥ずかしい・緊張してしまう人は、つらいと感じる仕事かもしれません。
まとめ
おすすめの大手イベントコンパニオン事務所について紹介していきました。中でも株式会社ファクトは、派遣総数は100,000人以上と実績が豊富の事務所で、イベントコンパニオン以外にも様々なイベント・サービス関連の仕事を扱っています。
イベントコンパニオンの活動の幅も広く、東京ゲームショーやモーターショーといった大規模展示会のほかに学会やエンタメイベントにも派遣実績があります。
またパチンコ店・リニューアルイベントなども多く扱っており、これらの案件は短期間でしっかりと稼げる傾向にあるのでとても人気があります。
自分にあった働き方が選べるので、おすすめしたい事務所です。