イベントコンパニオンになる条件とは?イベントコンパニオンに関する基礎知識から徹底解説
「イベントコンパニオンってなに?」
「イベントコンパニオンの仕事内容が知りたい!」
「イベントコンパニオンになる条件はある?」
イベントコンパニオンは女性に人気の職業ですが、馴染みがなくどんな仕事なのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、イベントコンパニオンになるための条件やイベントコンパニオンに関する基礎知識をご紹介します。
イベントコンパニオンに興味がある方や、イベントコンパニオンになりたい方はぜひ参考にしてください。
目次
イベントコンパニオンの仕事内容
イベントコンパニオンとは企業の新作展示会やイベント等で、来場者と接するお仕事です。
展示会やイベント等で受付をしたり、商品をアピールしたり、司会をする場合もあります。
そのため、しっかりと担当する企業や商品の知識を身につけて、イベントに参加することが大切な職業です。
また企業の顔となり様々な人と接するので、マナーや身だしなみも高いレベルが求められることがあります。
ここではイベントコンパニオンの細かい仕事内容を解説します。
案内から受付
展示会やイベント会場で来場者の案内や受付を行います。イベントコンパニオンと聞いたらこの案内や受付の仕事を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
多くの人と接するので、企業の顔となっていつも笑顔で対応することが大切です。
また、外国人が多い展示会やイベントでは語学能力を求められることもあります。
司会
展示会やイベント会場でマイクパフォーマンスを行います。
商品の魅力をアピールしたり、来場者を呼び込んだりする重要な役割で、高い話術が求められます。
イベントコンパニオンの仕事の中でも花形でスキルの高い仕事内容になるでしょう。
商品配布
イベント会場だけでなく、店頭や街頭に出て商品のサンプル等を配布します。
店頭や街頭で配布をする場合は、商品を渡す少しの時間で企業に良い印象を持ってもらえるように、常に笑顔でいることが必要です。
イベントコンパニオンになるための条件
華やかなイメージで人気のイベントコンパニオンですが、イベントコンパニオンになるための条件にはどういったものがあるのでしょうか。
イベントコンパニオンになるための条件には以下のようなものがあります。
・コミュニケーション能力が高い
・アピール能力が高い
・体力があり体調管理がきちんとできる
・容姿端麗である
それぞれ細かく解説します。
コミュニケーション能力が高い
イベントコンパニオンは、多くの人と接する職業です。
イベント会場等で多くの人の前でマイクパフォーマンスをすることもあれば、イベントの来場者に一対一で案内や商品の説明等を行うこともあります。
そのため、状況に応じて臨機応変にコミュニケーションをとる能力が求められます。
また、場合によっては外国人と接することもあるので、語学のスキルを持っていると重宝されるでしょう。
アピール能力が高い
イベントコンパニオンに欠かせない条件のひとつが、アピール能力が高いことが挙げられます。
イベントコンパニオンの役割は、企業の顔となって商品をアピールし魅力を伝えて契約に繋げることです。
そのため、限られたチャンスで相手に確実に商品の魅力をアピールすることが、イベントコンパニオンの大切な役割となります。
どんな状況でも臆せず自らアピール出来ることが、イベントコンパニオンになる条件といえるでしょう。
体力があり体調管理がきちんとできる
イベントコンパニオンはイベント中立ちっぱなしのことも少なくありません。
イベントや展示会では案内をするために歩き回ったり、商品配布をする際には屋外で長時間立ちっぱなしとなることも多いです。
華やかなイメージがあるイベントコンパニオンですが、実際は体力勝負の世界なのです。
また、イベントコンパニオンの中でも人気のレースクイーン等の職業では、露出の激しいコスチュームで屋外で長時間過ごすことが多いです。
そんな状況の中でも体調を崩さずに、笑顔を保っていることがイベントコンパニオンには求められます。
容姿端麗である
イベントコンパニオンは企業の顔のような存在です。
そのため容姿端麗であることが求められます。
そもそもイベントコンパニオンを採用する際やオーディションのときには、容姿をチェックされることも多いです。
仕事内容によっては容姿よりも語学スキルが必要とされたり、司会のスキルが必要とされることもあります。このように状況によって求められるものは様々ですが、基本的にイベントコンパニオンには容姿端麗さが求められるでしょう。
イベントコンパニオンになるには
イベントコンパニオンは人気の高い職業ですが、イベントコンパニオンになるにはどうしたらいいかと言われると思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。
ここではイベントコンパニオンになる流れをご紹介します。
事務所に入る
イベントコンパニオンの多くは事務所に所属しています。
事務所といってもイベントプロダクションや芸能プロダクション、派遣会社など様々な種類があり、事務所の種類によって仕事内容も変化します。
事務所に入るにはオーディションがあることが多く、大きな事務所だと採用の基準も厳しいでしょう。
イベントコンパニオンになりたいと考えている場合は、自分がイベントコンパニオンの中でもどんなジャンルの仕事をしたいのかや自分の持っているスキル等をしっかりと考えて事務所を選ぶようにしましょう。
大きな事務所に入るのが難しいからといって、小さな事務所に所属しても希望するような仕事がない場合もあります。
例えば、メディアにも出演するようなイベントコンパニオンを目指している場合は派遣会社などではなく芸能プロダクションに入ると良いかもしれません。
一方で、メディア等には出演せず展示会やイベントで活躍したい場合はプロダクションではなく派遣会社でも良いかもしれません。
このように、事務所選びはイベントコンパニオンになるにあたっても、その後イベントコンパニオンとして活躍していくためにもとても大切な一歩です。
オーディション等の選考
イベントコンパニオンとして活躍するには、事務所に所属した後にオーディションや選考を通過することが必要です。
ただ事務所に所属しているだけで仕事が受けられるというわけではなく、その都度オーディション等を受けなければなりません。
イベントによって選考の方法やオーディションの内容は異なりますが、多くの場合は書類審査を通過した人のみが、オーディションを受けることが出来るでしょう。
書類審査では、イベントコンパニオンとしての今までの経歴やプロフィール写真、語学等のスキルの有無、身長・体重等を見て審査されます。
この審査を通過するとオーディションがあり、企業の担当者と直接面接をしたり、イベントによって様々なスキルや容姿の印象をチェックされます。
こうした厳しい書類選考やオーディションを通過した人がイベントコンパニオンとして仕事を獲得出来るのです。
イベントコンパニオンが人気な理由
選考が厳しく、仕事内容も決して楽ではないイベントコンパニオンですが、なぜ人気の職業なのでしょうか。
ここではイベントコンパニオンが人気な理由を解説します。
イベントコンパニオンが人気な理由には以下のようなものがあります。
・人間関係が築ける
・給料が良い
・特別感が味わえる
それぞれ解説します。
人間関係が築ける
イベントコンパニオンをしていると、イベントや展示会等を通してメディア関係者や芸能関係者と出会うこともあります。
活躍しているイベントコンパニオンだと、関係者にスカウトされてタレントやモデル等の道が開ける場合もあるでしょう。
また、様々な企業の人と出会うのでイベントコンパニオンを引退した後のキャリアに繋がる等、良い人間関係を築ける点もイベントコンパニオンの魅力のひとつです。
給料が良い
イベントコンパニオンは歩合制のことが多く、時給ではなくイベントごとに単発で支払われることが多いです。
イベントコンパニオンの日給はもちろん仕事によって上下しますが、一般的に1万円〜1万5千円程度と言われています。
基本的には出来高制で、今までの経験やスキルによって報酬が決まることもあり、語学のスキルを持っていると報酬が上がる場合もあるでしょう。
ただ、新人のイベントコンパニオンでも時給の相場は1500円程度と言われています。
そのため、アルバイト等で稼げる日給と比べると、イベントコンパニオンの日給は高額と言えるでしょう。
特別感が味わえる
イベントコンパニオンに華やかなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際にイベントコンパニオンは華やかな衣装を着て、多くの人に注目されることも多いです。
そのため、他の職業では味わえない特別感を味わうことが出来るとも言えるでしょう。
また、イベントコンパニオンとして活躍出来るのは20代程までと、限られた年齢でしか出来ない仕事です。
若いうちにしか出来ない特別感もイベントコンパニオンが人気な理由の一つでしょう。
イベントコンパニオンの大変なところ
若い女性に人気のイベントコンパニオンですが、大変なことはあるのでしょうか。
イベントコンパニオンをする上で大変なことをいくつかご紹介します。
体型管理や体調管理
イベントコンパニオンは一定以上の容姿を求められることもあり、常に体型管理をする必要があります。
どんなときも体型を管理しなくてはいけないのは、他の職業にはあまりない苦労かもしれません。
炎天下でも寒い日でも用意されたコスチュームを着て、常に笑顔で対応しなければいけないので体力勝負の仕事になります。
簡単に体調を崩さないように、日頃から体力をつけておくことが大切です。
また、イベントコンパニオンの仕事は歩合制でイベントごとに給料が支払われることが多いです。
そのため、体調を崩して仕事を休まなくてはならなくなってしまうと、その分の給料がもらえなくなってしまいます。
一般的なサラリーマンとは違い、出来高制なのでそういった意味でも体調管理が大切です。
スケジュール管理
イベントコンパニオンの多くはオーディションを受けて仕事が決まっていくことが多いです。
そのため、オーディションの結果がわかるまでイベントの日程を空けておかなければいけないこともあります。
イベントコンパニオンだけで生計を立てている場合はそれほど困らないかもしれませんが、イベントコンパニオンの多くはアルバイトと掛け持ちしていたり兼業をしている場合が多いです。
そういった場合は先の予定が立てづらく苦労することも多いでしょう。
年齢に限りがある
イベントコンパニオンが出来るのは20代までで、30代になる頃に引退するのが一般的です。
どんなに活躍しているイベントコンパニオンでも、ずっとイベントコンパニオンを続けることは難しいのです。
そのため必ず次のキャリアを考えなくてはなりません。
イベントコンパニオンの経験を活かして、タレントやモデル等に転職する人もいますが、そういった職業につけるのは活躍しているひと握りのイベントコンパニオンだけです。
イベントコンパニオンとして活躍しても、引退したらどうするのかを考えなくてはならないのはイベントコンパニオンの大変なことのひとつでしょう。
イベントコンパニオンのやりがい
イベントコンパニオンの仕事にはどのようなやりがいがあるのでしょうか。
イベントコンパニオンのやりがいをいくつかご紹介します。
自分の担当する商品が売れること
イベントコンパニオンは企業を代表して商品等をアピールします。
限られた時間で商品の魅力を相手に伝え、購入までしてもらうのはとても難しいことです。
そんな中で自分のアピールで商品の魅力が伝わり、購入してもらえると大きなやりがいを感じるでしょう。
自分をアピール出来ること
イベントコンパニオンは企業や商品をアピールすることが大きな役割ですが、それだけでなく自分をアピールすることが出来ます。
イベントコンパニオンは日々自分の容姿に気をつかって、体型を維持したり、スキンケアをしたりしていることが多いです。
そんな生活のなかで、イベント当日は華やかなコスチュームを着て多くの人に注目されるイベント当日は、自分のアピールにもなり達成感を感じるでしょう。
まとめ
今回はイベントコンパニオンについてご紹介しました。
イベントコンパニオンの仕事内容やイベントコンパニオンになる条件、仕事をする流れ等、ご理解いただけましたか?
イベントコンパニオンの華やかなイメージとは裏腹に、求められる条件やオーディションの審査基準が厳しいことも多いです。しかし、イベントコンパニオンとして活躍することが出来れば、その後のキャリアもモデルやタレント、司会者など様々な職業へとつながっていきます。
イベントコンパニオンになりたいという方は、自分のスキルを磨きながら事務所等を探してみるのも良いかもしれません。