トゥタイプ別のパンプスの選び

2022.10.31
パンプスには様々な種類があります。

それぞれデザインに特徴があり、足の形やTPOに合ったパンプスを履くことが望ましいです。
パンプスだけでなく、足の形にも人それぞれ特徴があります。
足の形とパンプスの形が合っていないと、思わぬ怪我をしてしまう原因になります。
そうならないためにも、自分の足の形に合ったパンプス選びを心がけましょう。

スクエアトゥのパンプスは全体的に四角くてつま先が平にカットされており、クラシカルな印象でビジネスの場面でも履きやすいです。
パンプスによって合う足の形は異なり、スクエアトゥのつま先のパンプスとは「ポリネシア型」の足が合います。
すべての指の長さがほぼ同じであり、日本人では珍しい足の形です。

自分の足に合ったパンプスを選ぶことで足の負担が軽減され、見た目もエレガントに見えるはずです。
もし足のトラブルが起こると日常生活に支障が出てしまうので、自分の足の形に合った履き心地のいい靴を選ぶことが大切です。
スクエアトゥの靴はいろんな種類があり、Vカットパンプス、スクエアトゥローファーシューズ、スクエアバレエシューズなどがあります。
服のコーデやシーンに合わせて適切な靴を選びましょう。

 

「ポインテッドトゥ」の特徴

「ポインテッドトゥ」はつま先が尖った形状をしており、シャープさや洗練されたイメージから、きれいめのファッションだけでなくジーンズなどにもおしゃれに合わせることができます。
この「ポインテッドトゥ」と相性のよい足の形は、「ギリシャ型」と言われています。
「ギリシャ型」は、人差し指が一番長く、中指、薬指、小指の順に長さが短くなっていく足の形です。
長い人差し指でも、中央が尖っていることで、圧迫しないためです。

また、ポインテッドトゥを選ぶ際にはつま先に指一本分余裕をもたせることを意識しましょう。
この一工夫を行うことでパンプスのスペースに余裕が生まれ、足にフィットしやすくなります。

 

「ラウンドトゥ」の特徴

「ラウンドトゥ」のつま先のパンプスは、丸みがあり可愛らしく、優しい印象を与えます。
ガーリーやナチュラルなファッションに合います。
「ラウンドトゥ」のパンプスは、足の親指が一番長い「エジプト型」の人に合います。
日本人に一番多い足の形で、親指から小指まできれいに並んでいて、外反母趾になりやすいので、親指部分にゆとりがあるラウンドトゥが合うのです。

緩やかなカーブのデザインで体重が分散されるので、負担なく使うことができます。
痛くないパンプスを選ぶポイントとしては、ヒールが高すぎず太くて安定感があり、かかとの中心にヒールがあると体重とバランスが取れます。
履き口やかかとがフィットしているものを選び、圧迫感や緩いものは足に負担をかけるので避けましょう。

 

「オープントゥ」の特徴

「オープントゥ」のパンプスは、つま先があいている形状が特徴です。
「オープントゥ」のパンプスには、「ギリシャ型」の人が適しています。
ギリシャ型とは、人差し指が親指よりも長く、三角形のようなつま先のことです。
閉じた靴だと人差し指が当たることもあるためオープンだと楽にはけるためです。

つま先の形に合わせた靴を履くことは足の健康のためにとても大切です。
無理して履くと、ハンマートゥになってしまうこともあります。
オープントゥのパンプスは、リゾートやビーチなどカジュアルな装いに合う靴ですので、フォーマルな場ではNGとなることもありますのでTPOに気を付けましょう。

まとめ

パンプスのつま先の形には、四角くつま先がカットされている「スクウェアトゥ」、つま先の尖った「ポインテッドトゥ」、丸みのある「ラウンドトゥ」、つま先があいている「オープントゥ」があります。
また、足の形もすべての指の長さがほぼ同じの「ポリネシア型」、人差し指から小指にかけてなだらかなカーブ状になっている「エジプト型」、人差し指が親指よりも長い「ギリシャ型」の3種類があります。
一般的に、「スクエアトゥ」は「ポリネシア型」、「ラウンドトゥ」は「エジプト型」、「オープントゥ」は「ギリシャ型」と相性がよいと言われています。
ご自身の足の特徴とパンプスのトゥタイプの相性を考えることで、はき心地の良いパンプス選びができます。ぜひ、参考にしてみてください。

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