イベント業界で使用されるイベントコンパニオンに関連する用語を紹介します
イベントコンパニオン用語をご紹介
各種イベントに引っ張りだこのイベントコンパニオンの世界には独特の専門用語があります。展示会やキャンペーンなどのイベントにおいて使われる用語もあり、会場において耳にすることもあるはずです。そのようなイベントコンパニオン用語のいくつかをご紹介しましょう。
目次
イベントコンパニオン用語の「ノベルティ」とは
イベントコンパニオン用語の一つに「ノベルティ」という言葉があります。これは販促をしている企業などが、宣伝活動の一環として無料でお客様に配布する記念品のことを指します。
このノベルティには顧客獲得のためのブランドアピールとしての狙いがあります。
イベントにおいてお客様はあちこちのブースでカタログ、ノベルティなどを手にします。荷物だらけになるので受け取ってもらうためには、少しでも価値のある物を用意しておかなければなりません。
ノベルティとよく似た意味の言葉に「プレミアム」がありますが、こちらは商品やサービスの利用者に追加で品物を渡すことを指します。
イベントコンパニオン用語の「ディスプレイ」とは
イベントコンパニオン用語の「ディスプレイ」とは、展示会などの会場で商品をきれいに並べて展示したり装飾したりすることです。
会場では多くの企業がブースを出しているので、他より目立つよう工夫する必要があります。
「ディスプレイ」にはお客様を商品の陳列場所へと誘導する役割も持っています。専門店のウィンドーや売り場の前面などに設置してあるものを指したりもします。
イベントコンパニオン用語の「小間」とは
展示会においては「小間(こま)」という言葉をよく使います。
これは展示会において参加企業や出展者に貸し出す、パーティションなどで仕切られたスペースの単位のことを指します。
ブースの貸し出し方式の一つになり、「1小間」「2小間」というような言い方をします。イベントの規模や会場の広さにより小間1つ分の広さは異なります。
小間は例えば3m×3mというように決まった面積として貸し出すケースもあれば、出展者の希望の大きさの小間を貸し出すケースもあります。もちろん小間の面積が広くなれば料金は高くなります。
出展者としては、限られた小間で、いかに売りたい商品やサービスを上手く展示するかが、展示会成功の鍵を握っていると言えます。
イベントコンパニオン用語の「ラインナップ」とは
イベントコンパニオン用語の一つに「ラインナップ」という言葉があります。
「ラインナップ」とはイベントコンパニオンが一列に並ぶことを意味します。モーターショーなどの大きなイベントの開催時間の最後に、ブースの入口などにイベントコンパニオンが整列している光景が「ラインナップ」です。
そのような場合、イベントコンパニオンに指示を出す際に「ラインナップでお願いします」というように使われます。
ラインナップの並び順としては身長の順で並ぶケースがよく見られます。スタイルも抜群の洗練された女性が一列に整列する様は圧巻で、このイベントコンパニオンによるラインナップを見るのも一つの目的に来場されるお客様も少なくありません。
イベントコンパニオン用語の「決優」とは
イベントコンパニオン用語の一つに「決優」というものがあり、これは「決定優先」の略称です。
イベントコンパニオン希望者はイベントコンパニオンの募集を見て応募しますが、その際に開催日程が被っているイベントに複数応募することがよくあります。
そうした場合に使われるのが「決優」です。これは「複数応募している中で一番早く採用が決まったお仕事を選びます」という意思表示のことです。
採用する側も「決優」と意思表示しているイベントコンパニオンの採用合否判断を優先する場合もあります。
これは採用される側にとっても早めにスケジュールを決定できるというメリットもあります。
イベントコンパニオンがよく使う用語について
イベントコンパニオンは展示会やキャンペーンなどのイベントにおいて、販促のアシスタント的な役割を果たします。イベントコンパニオンは仕事に関係するさまざまな専門用語を使います。イベントにおいて使われる特有の言葉もあるので、知っておくと役に立つこともあります。
「ディスプレイ」や「小間」は各ブースに関係する言葉です。また「ノベルティ」はお客様に配られる記念品のことで、これらは現場で販促にあたるスタッフの方は知っておかなければならない言葉です。また派手な演出が望まれるモーターショーなどでは「ラインナップ」は理解していなければ指示ができません。「決優」に関してはイベントコンパニオンのスケジュールを決める時に使われる言葉です。イベントコンパニオンの派遣を依頼する担当者の方は知っておくと便利です。