イベントコンパニオンは単発でもできる?単発の仕事内容まで徹底解説!
単発でしっかり稼げるお仕事「イベントコンパニオン」。
若々しく美しく輝く女性だからこそできるお仕事で、多くの人の注目を浴びながら笑顔で働く姿はとても魅力的です。
その一方で、イベントコンパニオンに興味を持ちながらも、「どんなことをするの?」「危ないお仕事なのでは…?」と疑問を抱いている方も多いのでは?
そこで今回は、イベントコンパニオンのお仕事内容や働き方、やりがいなどイベントコンパニオンについて徹底解説していきます!
前半にはイベントコンパニオンの仕事内容について解説し、後半はどのような人がイベントコンパニオンに向いてるかをお伝えします。
イベントコンパニオンが実際どのような一日を過ごすのかも紹介するので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読めば、気になるイベントコンパニオンの疑問がスッキリ解決できちゃいますよ!
目次
イベントコンパニオンってどんなお仕事?
それでは、さっそくイベントコンパニオンのお仕事についてみていきましょう!
イベントコンパニオンのお仕事とは?
イベントコンパニオンは、企業の展示会や製品発表会などのイベントで、製品のPRを行いながら来場者を楽しませるお仕事です。
若々しく、美しく輝く女性のみに与えられたお仕事といえるでしょう。
会場に華やかさを添え、殺風景になりがちなイベント会場で、来場者を明るくおもてなしし、製品や企業をPRすることが主な業務。
通常の接客業よりも「見られる」ことを意識することが必要で、お客様を楽しませ、イベントの成功を支えます。
イベント会場を飛び出し、街頭キャンペーンやショッピングモールで活躍することも。
たくさんの人々の注目を集めるという意味で、通常の接客業よりも「タレント性」が求められるお仕事と言えるでしょう。
イベントコンパニオンの働き方は単発が多い
イベントコンパニオンは、イベントごとに単発で募集されることがほとんどです。
展示会などのイベントは数日間という短期間の場合が多く、長いものでも2週間程度の契約が一般的になります。
お仕事は自分から申し込む「エントリー制」であることが多く、お給料は一般的な接客業よりも高収入です。
「働く時間や期間は自由で、短期間でしっかり稼ぎたい!」という若い女性にうってつけのお仕事でしょう。
イベントと聞くと週末や祝日などに開催されるものを想像しがちですが、ビジネス関連のイベントは、平日の昼間に開催されることが多くあります。
したがって、平日に時間の取れる学生やレースクイーンの副業として活躍している人も多いです。
イベントコンパニオンの仕事内容は?
イベントコンパニオンの仕事内容は、製品のPRや受付業務など、多岐にわたります。
主なお仕事には以下が挙げられます。
- 製品・展示品のPR
- サンプル・カタログの配布
- アンケート業務
- 受付業務
- MCコンパニオン
- 製品・展示品のナレーション
製品・展示品のPR
イベント会場などで製品をPRする事は、イベントコンパニオンの主要な業務のひとつです。
製品を自ら手に持って紹介したり、製品をより魅力的に見せるために傍らに立ち、PRや声掛けをします。
来場者から製品や展示品について質問されることも多いため、事前にしっかりと製品の知識を頭に入れておく必要があります。
サンプル・カタログの配布
来場したお客様にサンプルやカタログを配布するのも、イベントコンパニオンのお仕事。
サンプリング業務と呼ばれることもあります。
より多くの人に製品の良さをアピールできるよう、積極的な声掛けが必要です。
来場者に好意的に話を聞いてもらえるよう、良い印象を与えられる笑顔や話し方も求められます。
アンケート業務
会場の来場者に、製品やイベントに関するアンケートをお願いする業務が「アンケート業務」。
今後より良い製品を作るため、さらに盛り上がるイベントにするため、企業にとって来場者へのアンケートは非常に重要です。
たくさんのアンケートを回収できれば、クライアント企業にもきっと感謝されるでしょう。
アンケートに答えてもらうには、丁寧な物腰や気持ちの良い受け答え、相手の様子を察することができる観察力が求められます。
受付業務
イベント会場や企業ブースの受付や来客対応も、イベントコンパニオンのお仕事のひとつ。
受付は「企業の顔」でもあるため、ビジネスマナーを欠くような対応は許されません。
表情や言葉一つとっても、丁寧に相手に向き合う姿勢が大切です。
急なトラブルが起こっても、お客様に失礼がないよう、しっかりとした対応が求められます。
MCコンパニオン
会場で催されるイベントやセミナーで、司会進行を務めるMCコンパニオンというお仕事もあります。
たくさんの人の視線を浴びても、物おじせずにイベントを司会を務めることはもちろん、突然のトラブルにも対応できる応用力が必要です。
聞き取りやすい発声や頭の回転の速さも重要。
製品だけでなく、クライアント企業・業界など、さまざまな事態に対応できる知識を事前に頭に入れておく必要があります。
高度な技術が必要になりますが、MCコンパニオンはお給料面で優遇されることが多くあります。
製品・展示品のナレーション
製品の傍らに立って紹介するだけでなく、マイクなどを使ってたくさんの来場者の前で製品や展示品の説明をする、ナレーターのお仕事もあります。
多くの人に伝わるよう、通りやすい声やしっかりとした滑舌、製品のポイントをアピールできる話術が必要です。
MCコンパニオン同様、ナレーション技術もお給料をアップしてくれることがあります。
展示会のイベント以外のお仕事は?
上記では、主に展示会でのイベントコンパニオンの仕事内容について触れてきました。
実は、イベントコンパニオンは展示会のほかにもさまざまなイベントで活躍しています。
具体的にはどのような場所で、どのようなお仕事をするのでしょうか?
キャンペーンコンパニオン
ショッピングセンターや街頭、家電量販店などで、専用ブースを設け、製品やサービスのプロモーション活動を行います。
お祭りや音楽フェスなどの屋外イベントで活躍することも。
成人男性に向けたプロモーションが多いため、タバコやお酒などを扱うことが多くあります。
レースクイーン
サーキットや東京モーターショーなどで自動車や関連部品のプロモーションを行う、レースクイーンもイベントコンパニオンの一種。
洗練された容姿など、レースクイーンとイベントコンパニオンは求められる資質が似通っています。
レースクイーンは華やかな世界ですが、お給料の待遇は際立って優遇されているわけではありません。
そのため、レースクイーンのお仕事だけで生活を送ることは困難です。
レースクイーンのなかには、副業としてイベントコンパニオンをしている人も少なくありません。
パーティーコンパニオン
ホテルや結婚式場などで催されるパーティーや宴会などで、受付やドリンクサービス、食事の取り分けを行うのが、パーティーコンパニオン。
イベントコンパニオンよりも、給仕や接待の色が強いお仕事で、求められる接客マナーや礼儀作法は非常に高いです。
ただ、勤務時間は数時間ほどと短いことが多いため、自分の時間を確保することができます。
衣装はイベントコンパニオンよりも露出が低く、ブラウスとロングスカートが一般的です。
ヘアメイクは比較的濃いめで、クラシックなものが求められます。
パチンココンパニオン
パチンコ台のキャラクターなどコスプレ要素の強い衣装で、パチンコ店の来店客の対応をします。
入り口でのお出迎え、マイクパフォーマンスで店内を盛り上げる、景品の配布などが主な業務です。
マイクパフォーマンスや来店客とコミュニケーションを取ることが求められます。
そのため、ある程度パチンコやスロットについての基礎知識を学んでおく必要があります。
イベントコンパニオンの収入は?
イベントコンパニオンのお仕事内容が分かったところで、続いてはお給料事情をチェック。
単発でしっかり稼げると噂のイベントコンパニオンですが、実際どのくらいもらえるのか、見ていきましょう!
稼働時間短めで、しっかり稼げる!
イベントコンパニオンのお給料は、時給制のアルバイトなどとは異なり、日給での支払いが一般的です。
イベントコンパニオンとして活躍できるのは、選考やオーディションなどで選ばれた人に限られます。
さらに、高いヒールで長時間、疲れを見せずに来場者の前に立ち続けるなど、業務はかなりハードです。
そのため、いただけるお給料は通常の接客業などのアルバイトと比較すると、高額で日給の相場は10,000~20,000円ほど。
1日拘束される展示会やイベントの日給は比較的高く、数時間で終わるレセプションなどでは低めになります。
勤務も、週に1回からでもOKというところが多いです。
特殊なスキルがあればさらに報酬アップ!
MCやナレーター、手話、外国語への対応など、特殊なスキルなどがあれば報酬がアップします。
大きなイベントになると企業やメディア、来場者に向けた講演会や司会、ナレーションなどをこなせるイベントコンパニオンが特に重宝されます。
また、外国語のスキルを持つイベントコンパニオンの需要も高いです。
外国語でも製品や企業の説明をしっかりでき、質問への回答ができればパーフェクト。
面接で外国語スキルをアピールするのであれば、日常会話+製品や業界の専門用語を使いこなせることは必須になるでしょう。
近年は、英語に加え、中国語、韓国語のスキルも求められることが多いです。
イベントコンパニオンの勤務形態は?
続いて、イベントコンパニオンの勤務形態を解説します。
勤務時間や休日についても触れていきますよ。
イベントコンパニオンとしての働き方
イベントコンパニオンとして働くには、イベントコンパニオンを派遣する事務所や派遣会社に所属するのが一般的です。
お仕事の多くはイベントごとに単発で入るため、稼働日数や時間は自由に組むことができます。
スケジュールを拘束されにくいという利点を活かして、副業としてイベントコンパニオンを選んだり、アルバイトを掛け持ちする人も多いです。
イベントコンパニオンの勤務時間
勤務時間は、基本的にイベントごとに異なります。
休日に行われるイベントを例にとってみると、勤務時間は10時~20時というのが一般的です。
業務内容によっても異なりますが、基本的に1時間ごとに10~30分と長めに休憩をとることができます。
レセプションや街頭キャンペーンの場合は、2~4時間など数時間で終了します。
イベントが終了すればイベントコンパニオンのお仕事も終わり。
後片付けやミーティング、着替えを済ませれば退勤できるため、残業時間はほとんどありません。
イベントコンパニオンの休日
イベントコンパニオンのお仕事は、基本的に希望する日にシフトに入る「エントリー制」です。
したがって、希望すれば好きな日に働くことができ、仕事の予定を組まなければお休みです。
企業の製品発表会やビジネス系イベントは平日に、1日中拘束されるような大型のイベントは週末や祝日に開催されます。
平日でも週末や祝日でも、働きたいときに働き、休みたいときに休むことができるでしょう。
イベントコンパニオンってどんな人が働いてる?
実際に、イベントコンパニオンとして活躍しているのはどんな人でしょうか?
年齢や職業、結婚した場合などライフスタイルについても見ていきましょう。
何歳くらいの人が多い?
イベントコンパニオンとして活躍するのに、具体的な年齢制限はありません。
ただ、若く美しい女性が求められる傾向にあるため、活躍している女性の多くは18~20代です。
イベントコンパニオンの大きな役割のひとつに、目を引くコスチュームを身に付け、会場に華を添えることがあります。
そのためには、プロポーションの良さやルックスの美しさに高いクオリティを求められます。
若い女性が多く活躍する理由には、こういった背景があるのです。
学生でも働ける?
活躍している年齢を18歳~としたように、18歳以上であれば学生であってもイベントコンパニオンとして活躍することができます。
そのため、大学や専門学校に通いながら働いている方も多いです。
しかし、たとえ学生でなくても、18歳以下はイベントコンパニオンとして働くことはできません。
イベントコンパニオンは、モデルやレースクイーンを目指す女性が足がかりにするために目標とされることも多くあります。
きらびやかな業界での活躍を目指す女性の憧れではありますが、18歳になるまでは準備期間として、しっかりと自分磨きをしましょう。
結婚したら辞めなきゃならない?
結論から言って、結婚を理由にイベントコンパニオンを辞める必要はありません。
イベントコンパニオンの年齢層は20代が最も多いですが、なかには経験や技術を活かして30代で活躍している方もいます。
ただ、結婚を意識する年齢になると、イベントコンパニオンとしての仕事も減り始めるため、必然的に結婚と共に引退、という流れになることが多いようです。
もちろん、結婚後も変わらずしっかりと自分を磨き続け、美貌やプロポーションを保ち、活躍している女性もいます。
イベントコンパニオンとして働き続けるには、既婚・未婚よりも、常に美しくあり続ける姿勢が求められるのです。
イベントコンパニオンって危なくない?
イベントコンパニオンに興味があっても、一歩踏み出せない…。
「短時間で高い収入を得られるなんて、危ないお仕事なのでは?」と不安に感じる方も多いのでは?
イベントコンパニオンの危険性についてみていきましょう。
危険性は低い
イベントコンパニオンが活躍するのは、たくさんの人が集まるイベント会場などです。
多くの関係者や来場者がいる現場でのお仕事なので、基本的にトラブルに巻き込まれるような危険性は低いでしょう。
ただ、イベントコンパニオンはその業務上、露出の多い衣装や来場者からの写真に応じなければなりません。
大多数の来場者は節度を守った対応をしてくれますが、残念ながら全員とまでは言い切れないのも事実です。
まれに、体を触られたり、不快な言葉をかけられた経験のあるイベントコンパニオンもいます。
セクハラだと感じる行為を受けた場合、すみやかに所属事務所やスポンサー企業に報告・相談しましょう。
写真の流出・拡散には注意!
最近はSNSの普及により写真や動画がすぐに流出・拡散されます。
妙な角度から写真を撮られたり、無断で撮影されることもあるため、気を付ける必要があります。
無断で写真を撮られたなどの被害にあった場合は、上記同様、所属事務所に報告・相談しましょう。
所属事務所がしっかりしていれば、危なくない!
イベントコンパニオンは所属する事務所からお仕事をもらいます。
セクハラ等のリスクが心配であれば、事務所や派遣会社が所属する女性たちをしっかり守ってくれる、優良な事務所・会社を選びましょう。
応募や面接時に、職場環境やリスク管理・サポート体制について確認すると安心です。
しっかりと応えてくれる会社は、万が一トラブルに巻き込まれた時も、しっかりとした対応が期待できます。
イベントコンパニオンとして活躍する流れ
実際、イベントコンパニオンとして働くには、どのようなステップを踏むのでしょうか?
具体的な流れを解説していきます。
事務所に応募
イベントコンパニオンとして活躍するにはまず、事務所や派遣会社に応募して登録する必要があります。
多くの事務所があるため、気になったところがあれば積極的に応募しましょう。
特に、知名度の高い事務所では高いポテンシャルを求められ、登録することすら難しくなります。
応募はまず、履歴書やプロフィール、写真などを郵送し、書類選考をするのが一般的。
書類選考を通過すれば、面接へと進みます。
面接は自己PRが重要!
面接では、姿勢や笑顔、歩き方、話し方などの外見に加え、自己PRや志望動機などをチェックされます。
イベントコンパニオンの責務は、製品や企業をより多くの人にアピールすることです。
事務所としても、できるだけ優秀なイベントコンパニオンを輩出したいと考えています。
そのため、面接に来た女の子たちを評価するモノサシのひとつとして、自己PRは欠かせません。
自分自身を魅力的に見せることができる女の子は、きっとクライアント企業にも満足してもらえる働きができます。
自らをしっかり「売り込む」ことで、面接官の印象に残るように頑張りましょう。
合格して登録できれば、お仕事開始!?
晴れて、事務所や派遣会社の面接や審査に合格できれば、お仕事を紹介してもらえます。
しかし、イベントコンパニオンは事務所の登録だけで、すぐにお仕事がもらえるわけではありません。
まず、登録した事務所や派遣会社から、クライアントとなる企業がおこなうオーディションを紹介してもらいます。
続いて、書類審査やオーディションを通過して、初めてお仕事ができるのです。
イベントコンパニオンがお仕事をもらうためには、常に企業などのクライアントに「選んでもらう」必要があります。
選び続けてもらうために、イベントコンパニオンは日々の努力を欠かすことができないのです。
お仕事をもらうために、心がけることは?
イベントコンパニオンとして活躍するには、最低限の礼儀作法やマナー、立ち振る舞い、メイクなどの知識が必要です。
事務所の中には、上記のような必要知識を学ぶことができるレッスンや研修を設けている事務所もあります。
また、事務所に登録すると、お仕事にエントリーするための宣材写真を撮影します。
宣材写真の第一印象で、オーディションに進めるか否かが決まるため、宣材写真は非常に重要です。
もっとも魅力的に自分を映し出してている一枚を、宣材写真として選びましょう。
イベントコンパニオンにとって、お仕事をもらうために心がけるべきことは「自分の魅せ方」です。
美しいプロポーションを保つのはもちろん、ヘアメイクも常に勉強が必要になります。
流行りや自分の好みを過度に追い求めるのではなく、できるだけ多くの年代・性別に好まれるような清潔感のあるヘアメイクを心がけましょう。
お仕事前に、リハーサルや研修があることも
企業やクライアントによっては、イベントに先駆けてリハーサルや研修会を行うところもあります。
研修はイベント当日に紹介する製品や企業について詳しく学ぶことができる、数少ない機会です。
製品や企業についての知識を頭に入れておくことで、来場者からの問い合わせにもスムーズに受け答えができます。しっかり学んでおくようにしましょう。
リハーサルでは当日の流れを確認します。
イベントのスケジュールや自分の動きを、より具体的に考えることができるでしょう。
イベントコンパニオンが向いているのはこんな人!
ここまで、イベントコンパニオンの仕事の内容やなるまでの道のりについてみてきました。
では、実際イベントコンパニオンには、どのような人が向いているのでしょうか?
コミュニケーション能力が高い
イベントコンパニオンは、非常に高いコミュニケーション能力の求められるお仕事です。
イベントや製品発表会には、性別や年齢に関係なく、たくさんの来場者が訪れます。
一人でも多くの来場者に、製品やクライアント企業の魅力を知ってもらうことがイベントコンパニオンの責務です。
そのため、ただ華やかなコスチュームに身を包んで微笑んでいるだけではなく、積極的に来場者に関わっていく必要があります。
性別や年齢を超えて誰とでも円滑にコミュニケーションを取ることができる。
そして、さらにそれが好きであれば、きっとあなたはイベントコンパニオンに向いています。
恵まれたルックス&それを保つ努力を惜しまない
イベントコンパニオンは、たくさんの人の中から目を引く存在でなければなりません。
ただ派手やかな衣装を着るだけでなく、そこにいるだけで存在感を放つ魅力が不可欠です。
また、イベントコンパニオンは製品や企業をPRするための「広告塔」という意味合いも持ち合わせているため、容姿には一定の基準が求められます。
先述の通り、イベントコンパニオンは黙っているだけで仕事がもらえません。
クライアント企業などが開催するオーディションを通過できるよう、常に自分を磨き続ける努力を惜しまない事も重要です。
美を追求し続けられる努力家もまた、イベントコンパニオンとしての資質があるでしょう。
向上心の高い人
高い向上心を持つ人も、イベントコンパニオンに向いています。
イベントの多くは単発で、製品や企業についての詳細な知識はその都度、勉強しなくてはなりません。
より多くの来場者を満足させるためには、当然、来場者以上の知識が必要です。
こういった製品や企業について、自らすすんで学ぶ高い向上心も、イベントコンパニオンに必要な特性だといえるでしょう。
体調管理がしっかりできる
イベントは1日かかるものであれば10~20時まで催され、家を出てから帰宅するまで、12時間以上かかることもあります。
タイトなコスチュームを身にまとい、足元には高いヒールやブーツ。
広い会場を歩き回ったり、立ちっぱなしというイベントコンパニオンのお仕事は、かなりハードです。
夏場の炎天下はもちろん、冬場の寒空の下で足やおなかを出したコスチュームを身に着けることもあります。
上記のように、イベントコンパニオンは華やかな見た目とは裏腹に、体力勝負のお仕事です。
学生や本業など、別の主軸の生活がある人がイベントコンパニオンとして働くことは少なくありません。
しかし、両立させるには、日頃からしっかりした体調管理や体力づくりが不可欠です。
きちんと自分の体調を管理できる人は、イベントコンパニオンとして多くの仕事をこなせるでしょう。
細やかな気遣い、美しい立ち居振る舞い
イベントコンパニオンは多くの人と関わりあうため、細やかな気遣いが必要です。
どんなにコミュニケーション能力が高くても、相手の状況や考えを気遣うことができなければ、イベントコンパニオンとして一流ではありません。
相手の心を察する、細やかな気遣いができることもまたイベントコンパニオンには必要です。
同様に必要になるのが、美しいマナーや立ち居振る舞い。
イベントコンパニオンにとって、来場者を不快な気持ちにさせないことは言うまでもなく重要です。
美しい立ち居振る舞いや洗練された礼儀・作法を見て、気分を悪くする人はあまりいませんよね。
イベントコンパニオンは容姿だけでなく、まとう空気や雰囲気にも品格が必要です。
細やかな気遣いや美しい立ち居振る舞いができる人も、イベントコンパニオンとしての資質があるでしょう。
イベントコンパニオンに向いていないのは?
結論から言うと、精神的に弱い人にイベントコンパニオンはおすすめしません。
イベントコンパニオンは、自分を磨き続ける向上心やオーディションを勝ち抜いてお仕事を取りに行く貪欲さが必要です。
努力することを諦めてしまったり、オーディションに落選する度に深く落ち込んでばかりいる人は、イベントコンパニオンとして活躍することは難しいでしょう。
仮に、イベント会場に立つことができても、一部の来場者に不躾な態度を取られる可能性もあります。
自分自身とその仕事に誇りを持ち、乗り越えられる強いメンタルが持てない人は、イベントコンパニオンとして走り続けるのは難しいでしょう。
イベントコンパニオンのやりがいは?
精神的にも肉体的にも苦労の多い、イベントコンパニオン。
それでも続けられる、イベントコンパニオンのやりがいとはなんでしょうか?
イベントの成功や来場者の笑顔
来場者のたくさんの笑顔を見ることができたり、イベントが無事に終了しクライアント企業に満足してもらえたときの喜びはひとしおです。
イベントコンパニオンとして活躍するようになれば、経験するイベントはたくさんあるかもしれませんが、来場者とっては一度きりのイベントになるかもしれません。
来場者や企業関係者に喜んでもらえることは、イベントコンパニオンにとってかけがえのないやりがいになるでしょう。
たくさんの人に注目される
イベントコンパニオンは、常にたくさんの人から注目されます。
多くの人の注目の的になることで、自分自身を誇らしく感じることができるでしょう。
また、経験を積むことで大勢の前に立つことや話すことに慣れるため、かなりの度胸が付きます。
大学生であれば就職活動や論文発表など、今後の人生のあらゆる場面で、イベントコンパニオンで鍛えた対人能力や度胸を発揮できるでしょう。
非日常的な衣装・空間でのお仕事
会場はイベント開催当日、お祭りのような熱い空気に包まれ、ある種、非日常的な空間に変貌します。
イベントコンパニオンが身に付けるきらびやかな衣装もまた、普段の洋服と異なり、いつもの自分とは違う自分になることができます。
日常的な空間や洋服から逸脱して、お仕事を楽しむことができるのもイベントコンパニオンの楽しさの一つです。
お給料の良さも魅力的
イベントコンパニオンのお仕事は肉体的にも精神的にもキツく、厳しいオーディションを潜り抜けられた人のみができる貴重なお仕事。
だからこそ、お給料は高給です。
時給換算すれば数千円を超える案件もあるため、短期間・短時間でがっつり稼ぎたい人も満足できるでしょう。
人脈や知識が豊富に
PRする製品や企業を知るためには、自ら学び、知識を得なければなりません。
イベントコンパニオンとして働く機会が多ければ多いほど、知識は増え、経験を培うことができます。
多くの知識や経験を得ることで、自身の世界はどんどん開拓されていきます。
さらに、多くの企業のイベントで働くことで、企業側との人脈ができることも期待できます。
イベントコンパニオンとして活躍することで、知識や人脈が自然と身に付いていくことも、おおきなやりがいでしょう。
イベントコンパニオンとして苦労するのは?
先述の通り、イベントコンパニオンのお仕事は苦労が伴います。
では、業務中以外に、苦労することはあるのでしょうか?
自己管理はしっかりと!
イベントコンパニオンは先述の通り、体調管理が非常に大切です。
体調を崩してしまったら、露出の高い衣装に高いヒールで、1日中笑顔で立ち続けるのは至難の業。
仕事に万全を期すために、体調管理には常に配慮しましょう。
また、学業や本業があるならば、スケジュールの管理もしっかりとする必要があります。
急にイベントを休むようなことになれば、迷惑がかかるのは事務所や同僚、クライアント企業です。
しっかりと責任をもって自分の仕事を務められるよう、自己管理はきちんとしましょう。
笑顔を支えるのは忍耐力!
先述のセクハラ行為同様、来場者の中には若い女性というだけで横柄な態度を取る人もいます。
来場してくれるお客様に少しでも楽しんでもらえるよう、イベントコンパニオンは根気強い対応を心がけなければなりません。
体力だけでなく、精神的な忍耐力の強さも、イベントコンパニオンには必要です。
イベントコンパニオンの1日
イベントコンパニオンのある一日の様子を見ていきましょう。
今回は例として、週末や祝日に開催される10~20時のイベントで働く一日をご紹介します。
06:00 起床
メイクアップ、ヘアメイクを済ませます。
地方など、遠隔地へのイベントでは出発の時間も早くなります。
08:30 会場集合
大きなイベントでは多くの関係者がいるため、集合場所がわからなくなることも。
事前にしっかり把握しておきましょう。
09:30 着替え・ミーティング
用意された衣装に着替えて、メイクやヘアをお直ししておきます。
業務の流れや休憩時間、注意事項などが伝えられるため、しっかり確認しておきましょう。
10:00 開場
いよいよ実務がスタート。
会場から午前中は混み合うことが多いので、積極的に接客します。
1時間ごとに10分程度休憩が取れるため、座って休んで長時間の勤務を乗り越えられるようにしましょう。
13:30 昼食、休憩
基本的に休憩中は衣装のまま控え室の外に出るのはNG。
控え室で準備されたお弁当などをとり、休憩時間を過ごします。
20:00 閉場・ミーティング・着替え
来場者を見送り、イベントは終了。閉場します。
軽くミーティングを行い、衣装を着替えて帰路につきます。
22:00 帰宅
帰宅時間はイベント会場によってまちまち。
直行直帰できることが多く、交通費も事務所が負担してくれる場合が多いです。
23:30 就寝
疲れを翌日に持ち越さないよう、入念にスキンケアやボディケアを行います。
イベントが連日続く場合、しっかり寝て体力を確保しておきます。
まとめ
今回は、イベントコンパニオンのお仕事やお給料、やりがいについてお伝えしました。
イベントコンパニオンは、若々しさと美しさを兼ね備えた女性のみに与えられた特別職です。
単発や短期間でもしっかりと稼ぐことができ、お給料面も安定しています。
その一方で、イベントコンパニオンとして活躍するためには、それ相応の努力や苦しさが伴います。
だからこそ、イベントが成功した時やお客様の笑顔が見られる瞬間は、この上ない喜びを味わうことができるでしょう。
また、イベントコンパニオンのお仕事では、同年代の女の子たちと比べて、より多くの知識や経験を得ることができます。
外面だけでなく内面も含め、自らを大きくステップアップできることも、イベントコンパニオン大きな魅力です。
今回の記事を読んで、イベントコンパニオンに興味が沸いた方は、まず、求人情報や事務所、派遣会社をチェックしてみましょう!