パーティーコンパニオンの仕事内容とは?求人や身だしなみ、求められるスキルまで徹底解説!
「パーティーコンパニオンって何?」
「パーティーコンパニオンの仕事内容は?」
「パーティーコンパニオンになるにはどうすればいい?」
こういった疑問を抱えていませんか?
高単価なバイトで検索すると必ずヒットするパーティーコンパニオン。
「コンパニオンって危険な仕事なのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、パーティーコンパニオンとはお客様をもてなす仕事であり、通常のアルバイトでは得られないレベルの対人マナーやスキルを習得できます。
将来、ホテルやレストランで働きたい人や芸能関係・モデル業に進みたい人にピッタリの仕事です。
今回は、パーティーコンパニオンの仕事内容や求人情報、メリットについて徹底解説していきます。
パーティーコンパニオンの仕事に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
パーティーコンパニオンとは
パーティーコンパニオンは、ホテル・料亭・旅館などで行われるパーティーにて給仕や歓談を通して、参加されるお客様が楽しく過ごせるようにおもてなしをする仕事です。
パーティーの内容は、結婚式の披露宴や企業の忘年会・新年会、各種イベントの打ち上げなどさまざまです。
パーティーコンパニオンはお客様を楽しませる目的で派遣され、お客様に気を配りながらドリンクを提供したり、お料理を取り分けたり、お客様来場時の受付対応をしたりします。
パーティーコンパニオンの仕事内容
コンパニオンと聞くとこんなイメージはありませんか?
「何となくセクシーな仕事?」「危ない仕事なのでは?」と不安に思われる方もいるかもしれません。
また、ミニスカートやバニーガールなどの衣装を想像される方もいるかもしれませんね。
そもそも、コンパニオンとはどういう意味なのでしょうか?
コンパニオンとは「接待をする女性」を意味します。
実は、コンパニオンは仕事内容に応じて、以下のように大きく3つに分けることができます。
- イベントコンパニオン
- パーティコンパニオン
- スーパーコンパニオン
1つずつ詳しくみていきましょう。
コンパニオンの仕事内容①イベントコンパニオン
イベントコンパニオンは、企業の展示会やイベント会場で、商品やサービスのPRをするのがメインのお仕事になります。
企業とお客様とをつなぐ役割があります。
イベントコンパニオンは企業の顔ともいえる存在であり、水着やコスチュームを着る機会が多く、容姿やスタイルの良さが求められます。
具体的な仕事内容は、商品やサービスのPR、チラシ・サンプル・カタログの配布、アンケート業務、受付などです。
仕事内容はキャンペーンガールと似ていますが、イベントコンパニオンのほとんどは事務所に登録し、1日または数日の短期、会場に派遣されるのが一般的です。
コンパニオンの仕事内容②パーティーコンパニオン
パーティーコンパニオンというのは、ホテル・料亭・旅館などで行われるパーティーにて、参加されるお客様が楽しく過ごせるようにおもてなしをする仕事です。
イベントコンパニオンのように、企業の顔として商品やサービスのPRをするわけではないため、容姿・スタイルはそれほど重視されません。
しかし、パーティーコンパニオンはパーティーの華であることは間違いなく、自分磨きをして体型や容姿に気を配れる人には向いている仕事といえます。
パーティーコンパニオンの仕事内容は、パーティーに来られたお客様をもてなすことです。
パーティーの受付・ドリンクの準備・料理の取り分けなどを行います。
また、適宜お客様と歓談するのもパーティーコンパニオンの仕事内容の1つであり、お酒を勧められることもあります。
キャバ嬢やラウンジホステスなどの仕事と似ている印象をもたれるかもしれませんが、明確な違いがあります。
パーティーコンパニオンの仕事は単発の宴会でお客様をもてなすことなので、水商売のように売上を気にする必要は全くありません。
当然のことながら指名・同伴ノルマもありません。
パーティーへの派遣前に研修が組まれていることも多く、未経験の女性でも始めやすい仕事になります。
コンパニオンの仕事内容③スーパーコンパニオン
スーパーコンパニオンというのは、いわゆるお色気な衣装で接客を行うコンパニオンになります。
イベントコンパニオンやパーティーコンパニオンと決定的に違うところは、性的なサービスを提供する仕事である点です。
スーパーコンパニオンは、宴会によっては脱衣・お触りOKということでピンクコンパニオンともいわれています。
イベントコンパニオンやパーティーコンパニオンと比較すると、当然のことながら時給は高めに設定されています。
時給は地域によって差がありますが、平均5,000〜6,000円ほどであり、短時間でしっかり収入が得られる仕事といえます。
しかし、他のコンパニオンとは異なる特殊な仕事内容であるため、よく調べてから応募しましょう。
パーティーコンパニオンの仕事内容~当日の流れ~
パーティーコンパニオンとして派遣されることになったら、当日は以下のような流れになります。
パーティー前にはマナー研修があるので、初めての方でも安心です。
当日の流れ(出勤から退勤まで)
- 出勤
- 身支度
- 身だしなみチェック&ミーティング
- お出迎え
- パーティー
- お見送り
- 片付け
- 退勤
パーティーは多くの場合2時間程度ですが、パーティー前の準備やパーティー後の後片付けも仕事の一部なので、拘束時間は3〜4時間となります。
マナー研修の内容
マナー研修は以下のような内容で、できるようになるまで指導されます。
当日、教育係に注意されることもあるようです。
慣れるまでは、本番に向けて適宜自宅で練習して臨むのがよいでしょう。
- お酒のつぎ方
- 料理の取り分け方
- 正しい姿勢やお辞儀の仕方
- 美しい立ち振る舞い(立ち方・歩き方)
- 着物での勤務があれば、座敷での立ち上がり方や座り方も指導
- 化粧・ヘアセットの方法・衣装の選び方
- 会話時の目線や言葉遣い
パーティーコンパニオンの求人は?
さて、パーティーコンパニオンの仕事に挑戦するにはどうすればよいのでしょうか。
パーティーコンパニオンの仕事を探すには、以下の3つの方法があります。
- 派遣会社に登録
- 求人サイトで探す
- 求人誌で探す
1つずつみていきましょう。
パーティーコンパニオンの求人①派遣会社に登録
パーティーコンパニオンとして働きたい場合は、派遣会社に登録するのが1番の近道です。
働きたい曜日や時間帯を登録しておくと、派遣会社から声がかかり、条件に合うパーティーへ派遣される流れとなります。
インターネットであなたの条件に合う派遣会社を探してみましょう。
パーティーコンパニオンの求人②求人サイトで探す
パーティーコンパニオンの求人は以下の求人サイトで探すことができます。
- indeed(インディード)
- 求人ボックス
- スタンバイ
- バイトル
- バイトココ!
- シゴトの森
地域によってさまざまな求人が出ているので、まずは検索してみましょう。
パーティーコンパニオンの求人③求人誌で探す
パーティーコンパニオンの求人は求人誌にも載っています。
ネット上で探すのも便利ですが、求人誌を手に取る機会があればぜひチェックしてみてください。
求人誌には、エリアごとの仕事が掲載されているので条件に合う仕事が見つかるかもしれません。
パーティーコンパニオンの求人内容チェックポイント3つ
パーティコンパニオンの求人内容のチェックポイントは以下の3つです。
- パーティの種類
- 給与
- 勤務の条件
1つずつみていきましょう。
パーティーコンパニオン求人内容チェックポイント①パーティーの種類
チェックポイント1つ目は「パーティーの種類」です。
パーティーの内容や開催される場所によって、身だしなみや客層が変わってきます。
例えば、料亭での宴席の場合、衣装が和服となる可能性があります。
衣装のレンタルがあるのか、着付け代はどうなるのか、研修の有無などチェックするべき点がでてきますね。
パーティーコンパニオン求人内容チェックポイント②給与
チェックポイント2つ目は「給与」です。
コンパニオンの仕事は、通常のアルバイトと比較すると時給が高めに設定されています。
パーティーコンパニオンの時給は1,000円〜3,000円が相場となります。
日払い・月払い、交通費の支給、どこまでが経費なのかといったことは、契約前に確認しておきましょう。
パーティーコンパニオン求人内容チェックポイント③勤務の条件
チェックポイント3つ目は「勤務の条件」です。
パーティーコンパニオンの求人には、以下のような条件が書かれていることが多くあります。
- 経験や知識がなくてもOK
- 研修あり未経験でも応募可
- 同伴、営業、お客様との連絡先交換なし
- 日払い
- 働き方や休みは自分次第
- 学生、ダブルワーク歓迎
純粋にパーティーコンパニオンの仕事を希望する場合には、ピンク営業が含まれていないかをしっかりチェックしましょう。
また、求人情報に実際のパーティー場面の写真が載っている会社を選び、コンパニオン派遣以外にどんな事業を行っている会社なのかも確認しておきましょう。
パーティーコンパニオンの求人応募方法
コンパニオンの派遣会社・バイト求人などで条件の合う会社をピックアップしたら、さっそく応募してみましょう。
応募方法はほとんどの場合、電話とメールの2種類です。
パーティーコンパニオンの求人応募方法①電話
求人情報の中に連絡先が書いてあるので、まずは電話をしてみましょう。
この時、あなたの働ける曜日や時間帯などをすぐに答えられるように準備しておくとスムーズです。
また、募集内容の中で気になる点があれば確認しておきましょう。
友達と応募する場合は、電話をするほうが話が早く進むかもしれません。
募集の電話後は、面接の予定を調整し会社に登録する流れとなります。
パーティーコンパニオンの求人応募方法②メール
電話が苦手もしくは忙しい方は、24時間受付の問い合わせメールを作成してみましょう。
必要事項を入力フォームに入れていくだけなので簡単です。
後日会社から返信があるため、見逃さないよう注意しましょう。
パーティーコンパニオンの身だしなみ
パーティーコンパニオンの身だしなみについて詳しくみていきましょう。
- 衣装
- 髪型
- メイク
- 自分で準備するもの
パーティーコンパニオンの身だしなみ①衣装
基本スタイルは、ブラウス+ベルト+ロングスカートです。
ブラウスは白が基本ですが、パーティーによってはピンクや黄色の指定が入ることもあります。
最近ではスーツやワンピースなどの衣装もあり、多様化しつつあります。
衣装は無料で貸してもらえるケースが多いようです。出勤時の服装は、ジーパンやミニスカートなどは禁止されていることがあるため確認しておきましょう。
パーティーコンパニオンの身だしなみ②髪型
髪色は黒もしくは落ち着いた茶色で、髪型はハーフアップやシニヨン(お団子)にします。
ドリンクや食事を提供する仕事なので、清潔感がとても重要になります。
パーティーコンパニオンの身だしなみ③メイク
当然のことながらメイクは必須になります。
パーティーコンパニオンはパーティーの華として参加するので、普段よりも濃いめで華やかなメイクが好まれ、口紅は赤限定です。
ネイルはパーティーによっては禁止されることもあります。
パーティーコンパニオンの身だしなみ④自分で準備するもの
パーティーコンパニオンとして働くためには、自分で準備しなければならないものがいくつかあるため紹介します。
- ハイヒール(衣装によって変えられるよう、黒・白・赤)
- ベージュのストッキング
- 化粧品(赤の口紅)
- 白パールのネックレス
- 白パールのイヤリング・ピアス(会社によっては貸与も)
- 腕時計(ブレスレットタイプが使いやすい)
衣装は借りられることが多くありますが、上記のように直接身につけるものは自分で準備する必要があるので知っておきましょう。
パーティーコンパニオンに求められる人物像
パーティコンパニオンに求められるのはどんな人でしょうか。
パーティーコンパニオンはお客様をもてなすお仕事、いわゆる接客業です。
外見の美しさだけでなく、常に明るく笑顔でおもてなしの心をもち、不測の事態にも臨機応変に対応できるスキルが求められます。
また、お客様を楽しませる仕事であることから、ニコニコしていればいいわけではありません。
周囲を見て、ドリンクや食事が行き届いているか、困っているお客様がいないかなど、気配りができ世話好き、さらにサービス精神旺盛な人は素質があるといえます。
加えてパーティーコンパニオンは立ち仕事であり、体力勝負な一面があります。
パーティーの準備や打合せ・片付けを含めると2~3時間ヒールで立ち仕事をこなす体力が必要です。
パーティーコンパニオンに必要なスキルや資格
パーティーコンパニオンに必要なスキルや資格についてまとめてみました。
パーティーコンパニオンの応募要件において、スキルや資格の有無を問われることはありません。
しかし、以下のようなスキルや資格をもっていると、収入アップにつながることもあるため、もっている人はアピールしていきましょう。
- 語学スキル
- カラオケ
- 着物の着付
1つずつ詳しくみていきましょう。
パーティーコンパニオンに必要なスキルや資格①語学スキル
パーティーによっては、外国のお客様がいらっしゃることもあるため、英語や中国語といった語学スキルを持っていると報酬UPにもつながります。
パーティーコンパニオンに必要なスキルや資格②カラオケ
必要なスキルというほどではありませんが、宴会ではカラオケをすることがあり、歌を披露する場面がくるかもしれません。
昭和のヒット曲を何曲かレパートリーとして持っておくと、会場を盛り上げられるでしょう。
パーティーコンパニオンに必要なスキルや資格③着物の着付
料亭など、会場によっては和装で出席することもあります。
着物を持参したり、着付けができたりすると着物のレンタル料や着付け代が不要になる分、他のスタッフの着付けなども請け負えば別途手当がもらえることがあります。
パーティーコンパニオンは容姿端麗でないと応募できない?
パーティーコンパニオンは容姿端麗でないと応募できないのでしょうか。
イベントコンパニオンのように、企業の顔として商品やサービスをPRする仕事では、容姿やスタイルが重要視される傾向があります。
パーティーコンパニオンも人前に出る仕事であり、パーティーの華として接客をするので、容姿端麗な人には向いている仕事といえます。
しかし、パーティーコンパニオンの仕事は、パーティーの参加者に楽しんでもらうことが目的であることから、笑顔でおもてなしの心をもっている人が重宝されます。
たとえ容姿に自信がなくても、笑顔やコミュニケーション能力・語学力などは十分強みになるため、積極的にアピールしていきましょう。
パーティーコンパニオンに向いている人
パーティーコンパニオンに向いている人は以下の通りです。
- コミュニケーションスキルが高い人
- 臨機応変に柔軟な対応ができる人
- 容姿端麗な人
- 世話好きで気配りができる人
- 体力がある人
1つずつ詳しくみていきましょう。
コミュニケーションスキルが高い人
パーティーコンパニオンは、お客様とのコミュニケーションが必須です。
受付での対応だけでなく、お客様と歓談する場面があります。
パーティー出席者について頭に入れておき、盛り上がる話題を笑顔で提供するコミュニケーションスキルが求められます。
元々、人との関わりが好きでコミュニケーションスキルが高い人には向いている仕事といえます。
パーティーコンパニオンの仕事を通して磨かれる部分でもあるため、例え自信がなくても挑戦する価値はあります。
臨機応変に柔軟な対応ができる人
パーティーコンパニオンは、パーティー内で起こる不測の事態にも臨機応変に対応する必要があります。
招待状を忘れたり、お酒をこぼしたり、お酒を飲みすぎたりするお客様へのスマートな対応が求められます。
容姿端麗な人
パーティーコンパニオンは宴席の華なので、外見が美しい人には向いている仕事といえます。
身長や髪の長さ、体型などは少なからず採用にも影響があるでしょう。
しかし、イベントコンパニオンと比較すると、容姿についてはそれほど求められず、笑顔を絶やさずコミュニケーションがとれる人であれば採用される可能性は高くなります。
世話好きで気配りができる人
パーティーコンパニオンは、ドリンクや食事の提供やお客様の話し相手などを通して、おもてなしをする仕事です。
グラスのドリンクの量に目を配りながら、声をかけたり食事を取り分けたりと、お客様に楽しんでいただけるよう常に周囲を見ながら動きます。
1人になっているお客様にも声をかけ、歓談をするなどの気配りが求められます。
体力がある人
パーティーコンパニオンは基本的には立ち仕事であり、実は体力勝負な一面があります。
パーティーは2〜3時間ですが、準備や片付けも含めると、3〜4時間ヒールで歩き回る体力が必要です。
パーティーコンパニオンに向いていない人
つづいて、バーティーコンパニオンに向いていない人は以下の通りです。
- 感情が顔に出てしまう人
- 口下手な人
- 敬語が使えない人
- お酒が好きすぎる人
感情が顔に出てしまう人
パーティーコンパニオンのお仕事は接客業なので、常に笑顔でお客様と接する必要があります。
お酒の席では酔ったお客様の対応もしなければなりません。
例えば嫌なことがあった時に顔に出てしまう人は、厳しいようですが向いていないといえます。
口下手な人
パーティーコンパニオンは、受付・宴席の進行補助・ドリンクや食事の提供のほかに、お客様の話し相手をするのも大事な仕事の1つです。
お客様同士の歓談がメインにはなりますが、1人でいらっしゃるお客様には積極的に声をかけて、世間話をするなどして楽しんでいただきます。
声をかけたものの、お客様との会話が続かなければ、逆に気を遣わせてしまいますよね。
パーティーの出席者の年齢層や職種を把握し、時事的な話題も含めて準備をしておく必要があります。
コミュニケーションスキルについては、仕事を通して磨かれる部分ではあるので、口下手を克服したい人は思い切って挑戦してみるのもよいかもしれません。
敬語が使えない人
繰り返しになりますが、パーティーコンパニオンのお仕事は接客業です。
目上の方と会話する中で正しい敬語が使えなければ、相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
おもてなしをする上で、言葉遣いは非常に重要です。
しっかりとマナーを身につけて、仕事に望みましょう。
お酒が好きすぎる人
パーティーコンパニオンは宴席に派遣されるため、お酒を勧められることがあります。
お酒が好きであれば強みになりますが、お酒に飲まれてしまうようでは仕事は務まりませんよね。
飲み過ぎて記憶が飛んだり、お客様に絡んでしまったりしては元も子もありません。
あくまでも仕事上のお付き合いでの飲酒なので、飲む量をコントロールできない人には向いていないといえます。
パーティーコンパニオンのその後
パーティーコンパニオンの仕事は不定期であり、本業とするにはやや収入面が不安定な職業です。
そのため、応募要項にはダブルワークOK・学生歓迎といった言葉が並びます。
また、年齢的な面でもある程度制約があり、何歳でも挑戦できる仕事ではありません。
それでは、パーティーコンパニオンの経験はその後のキャリアにどのように活かせるのかみていきましょう。
パーティーコンパニオンのその後①ホテルやレストラン
パーティーコンパニオンの仕事は接客業であり、研修を受け経験を積むことで、飲み物や食事の給仕や対人マナー・スキルだけでなく美しい立ち振る舞いなどが身につきます。
これらのスキルは、ホテル勤務や客室乗務員を目指す上で十分に役立つスキルといえます。
パーティーコンパニオンのその後②営業職
パーティーコンパニオンの仕事を通して習得したコミュニケーション能力やおもてなしの心は、営業職にも活かされます。
相手の立場にたって物事を考える力は、営業事務や取引先の接待をする際に必ず役立ちます。
パーティーコンパニオンのその後③受付業務
パーティーコンパニオンの仕事内容は、ドリンクや食事の給仕だけでなく、パーティーの受付や不測の事態への臨機応変な対応なども含まれます。
これらは、企業の受付業務や電話対応、秘書などの仕事に活かせるスキルになります。
パーティーコンパニオンのメリット5つ
パーティーコンパニオンのメリットは以下の5つです。
- 時給が高い
- スケジュールの融通が利く
- 売上は気にしなくていい
- 対人マナーやスキルが身につく
- 人脈を作れる
パーティーコンパニオンのメリット①時給が高い
パーティーコンパニオンのメリット1つ目は「時給が高いところ」です。
時給は地域や会場によって異なりますが、平均で2,000円ほどになります。他の一般的なアルバイトと比較して高めに設定されています。
パーティーコンパニオンのメリット②スケジュールの融通が利く
パーティーコンパニオンのメリット2つ目は「スケジュールの融通が利くこと」です。
基本的には、出勤できる曜日や時間帯などを申請しておいて、条件に合うパーティーが開催されることになれば派遣要請がくるため、自分の働きたい時に働ける仕事スタイルといえます。
パーティーコンパニオンの仕事は、1年を通してみると夏場は仕事の少ない閑散期といわれ年末が繁忙期となります。
特に閑散期は、パーティー自体が少ないため申請したスケジュールとマッチしなければ、「全く仕事がない」という状態も考えられます。
どの程度稼ぎたいかにもよりますが、パーティーの開催される時間帯を把握して申請を出しておくという配慮も必要かもしれません。
パーティーコンパニオンのメリット③売上は気にしなくていい
パーティーコンパニオンのメリット3つ目は「売り上げは気にしなくていいこと」です。
コンパニオンと聞くと、キャバクラのようなイメージを持たれるかもしれませんが、指名客に高いお酒を注文してもらうといった競争は不要です。
あくまでもパーティー内でのおもてなしが業務内容なので、参加した分の給与がきちんと発生します。
中にはチップをくれるお客様もいらっしゃるようですが、チップをもらったことをリーダーに報告し会社に提出するのが基本のようです。
パーティーコンパニオンのメリット④対人マナーやスキルが身につ4く
パーティーコンパニオンのメリット4つ目は「対人マナーやスキルが身につくこと」です。
パーティーコンパニオンには美しい立ち振る舞いや言葉遣いなど、求められるものがたくさんあります。
しかし、最初から全て習得していなくても問題はありません。
パーティー会場に派遣される前に研修が組まれていることが多く、本番に向けて家で練習することもできます。
お酒の瓶の持ち方や注ぎ方、料理の取り分け方、姿勢や歩き方など、通常のアルバイトでは教えてもらえないレベルの対人マナーやスキルが身につきます。
パーティーコンパニオンのメリット⑤人脈を作れる
パーティーコンパニオンのメリット5つ目は「人脈を作れること」です。
パーティーの顧客は、地域にもよりますが大企業・芸能・政治・各界など多岐にわたります。
必然的に、通常のアルバイトでは接することのない方とのつながりができます。
将来、芸能関係やモデル業に進みたい人は、パーティー会場でスカウトされることもあるようなのでチャンスです。
パーティーコンパニオンの仕事内容まとめ
最後に、パーティーコンパニオンの仕事内容についてまとめます。
パーティーコンパニオンとは、一言でいうとお客様をもてなすお仕事です。
派遣される会場によって、研修や教育を受けることができ、美しい所作や対人マナー・スキルが身につきます。
派遣された宴会やパーティー会場で受付をしたり、お客様にドリンクや食事を提供したりする中で、場に華を添え盛り上げる役割を担います。
パーティーコンパニオンとして働いてみたいと思ったら、まずは派遣会社に登録してみましょう。