パーティーコンパニオンの仕事内容についてご紹介します
コンパニオンの一種に「パーティーコンパニオン」があります。
その名の通り、ホテルや料亭などでのパーティーや宴会が活躍の場です。
そのパーティーコンパニオンの仕事にはどのようなものがあるのかご紹介しましょう。
パーティーコンパニオンとは
パーティーコンパニオンは、レセプタントという名称で定着している職業で
ホテルや料亭などの宴会場で行われるパーティーや宴会で給仕や接客を担当します。
接客業であるため身だしなみや言葉遣い
姿勢、立ち居振る舞いなど、細かく指導されています。
宴会やパーティーはお酒の席でもあるため
稀に悪ふざけをしたり若い女の子を口説こうとしたりするお客様がいることもあります。
しかし、それをお客様に嫌がられずかわす方法はちゃんと心得ています。
また、パーティーコンパニオンとして活躍しているのは
明るい雰囲気と笑顔で華やかな印象の女性ばかりです。
実際のパーティーで働くうちに会話力や思いやり、気配りのできるように女性に成長しています。
パーティーコンパニオンの大事な仕事
パーティーコンパニオンとはさまざまな場所でのパーティーにおいて
お客様の接客をしたり料理やお酒の給仕をしたりするのがメインの仕事です。
パーティーは、ホテルや宴会場などで行われる忘年会や新年会
あるいは結婚式やイベントなど種類はいくつもあります。
事務的にこなせる仕事ではなく
その場にふさわしいマナーとおもてなしの心が求められる仕事です。
コース料理の場合は、お客様の食べるペースをチェックしつつ料理を運んだり
食べ終わった食器を下げたりすることが仕事になります。
会話の相手も大切な仕事
パーティーコンパニオンはホテルのパーティー会場において
お客様に食事やドリンクを提供するのが仕事の中心ですが、お客様との会話も大事な仕事の一つです。
そのため研修でも食事の盛り付けや歩き方だけでなく
お客様と会話する際の目線や言葉遣いなどを教えられます。
パーティーの食事や余興などが一段落したら
パーティーコンパニオンはお客様の様子をよく観察します。
せっかく楽しみにして来たお客様が退屈な思いをしないよう
一人でいる方などを見たら積極的に話しかけるといった対応もします。
お客様の得意な分野に話を持っていき
気持ちよく会話をしてもらうために、日頃から時事ネタや地域情報の収集などに努めています。
料理の取り分けの仕事とは
パーティーコンパニオンは常に周りに気を配り
すべての方が料理やお酒を楽しんでいるのか気配りすることが大切です。
料理がビュッフェ形式の場合は、料理を取り分けてお客様の所に持って行きます。
ターンテーブル上に料理が大皿に盛られ、各々取り分ける必要がある場合も取り分けます。
お客様は着席のままで、パーティーコンパニオンが席まで
料理を持って行くため自分で取り分けをする必要はありません。
料理を取り分けるサーバー（大きなスプーンとフォーク）は結構使いにくいものです。
それを使いこなせるパーティーコンパニオンが会場にいると
お客様の好みを確認しながらお料理をどんどん取り分けていくので、非常に重宝されます。
立食パーティーでの仕事とは
立食パーティーでは、パーティーコンパニオンは
チャイナドレスやパーティー用ドレス、スーツなどの華やかな衣装を着ています。
そこでのメインの仕事は
ドリンクサービスやお料理の取り分け、お客様との会話など、多岐に渡ります。
すべてのお客様を平等にもてなすために
立食パーティー中のパーティーコンパニオンは、お客様の間をぬって動き回ります。
お客様から声をかけられたり、要望を言われたりすることもありますが
持ち前のコミュニケーション能力の高さで対応します。
また、華やかな衣装とあふれる笑顔で
パーティーの雰囲気をより華やかにするので、立食パーティーでも必要不可欠な存在です。
パーティーコンパニオンの役割
パーティーコンパニオンが担当する仕事は、料理やお酒を給仕することが中心です。
必要があれば大皿に盛られた料理を取り分けて、お客様の所に持って行くこともあります。
お客様を退屈させないために会話の相手もしますが、
その際の所作や言葉遣いを身につけ、話が盛り上がる旬なネタなどをしっかりと勉強し
パーティーを楽しんで帰ってもらえるよう努力しています。
立食パーティーでは最初から最後まで立ちっぱなしで、テーブルやお客様の間をぬって動き回っています。
指定のチャイナドレスなどが会場に華やかさをもたらします。
パーティーはそれほど長時間ではありませんが、精力的にサービスに徹しています。
パーティーコンパニオンがいるだけで一味違った楽しいパーティーになるでしょう。
