高木揺子 #134 『新しい道へ』

半年前までアイドルプロジェクトの活動をしておりましたが、

プロデューサーとの話のすれ違いが生じ

お互いの目指している視点が違うことが判明し活動を中止する結果になりました。

SHOWROOMもオフィシャルからアマチュアになりました。

活動していたときは、

空き時間の全てを歌やギターの練習にあてたり

作品もこまめに時間を割いて創っていました。

しかし、その努力は実ることはありませんでした。

歌の先生やたくさん相談に乗ってくださった方々や

応援してくださったファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そもそも私がなぜこのプロジェクトに参加したのかというと

元々、わたしは音楽の道にいましたが

思春期に起きた人間関係のもつれから音楽は向いてないと思うようになりました。

しかし何かを表現したいという気持ちだけはあり、

一人でも表現ができる表現はなんだろう？と考えたとき、

美術があると考え、

美術科のある高校へ進学しました。

頭の片隅にはいつも

またチャンスがあるなら音楽を再びやりたいとずっと思っていました。

結婚したいと思っていた人とうまく続かず別れてしまい、立ち直りたいがため

アイドルプロジェクトのオーディションの募集をみて

もし自分にチャンスがあるのならとその時は考えていました。

残ったものは、自分自身のみでした。

活動中のときは休みを取らず、

たくさん練習してたくさん色んな音楽を聞いて勉強しました。

しかし、思っていたよりも厳しいものでした。。

美術と音楽ができる人になりたいという夢はまだ諦めていません。

ギターは所属していた事務所に返さないといけなくなりました。

短い期間の相方でした。

そこで、事情を聞いた知人がウクレレをわたしにくれました。

次はこの相方と絵の前で奏でることができるように頑張ります。