イベントコンパニオン必須のマナー
ポイント
・「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」を使い分けることで人間力もアップできます
・お辞儀の使い分けをしていきましょう
・常日頃から表情の練習を!
正しく綺麗な日本語を身に着けましょう
日本語の敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つの種類があります。
この3つの違いを知っておくことで、正しい綺麗な言葉遣いが身につきます。
1. 尊敬語
主に目上の人に使う言葉遣いです。相手を立てる時に使用します。
相手側が目上の人で、何かアクションを起こした時に「~なさる」「~くださる」というように言葉を使います。
イベントコンパニオンのお仕事をしていると、お客様やクライアントの対応として、この尊敬語はかなり多く使う言葉遣いと言えるでしょう。
”貴社”や”御社”も、この尊敬語に当たります。
2. 謙譲語
自分をへりくだる時に使う言葉遣いです。自分をへりくだることで、相手を立たせます。
自分が行動をする時に使い、「~へお伺い致します」「頂戴します」といった言葉遣いとなります。
謙譲語も、イベントコンパニオンには欠かせない言葉遣いですね。
相手を立たせる場面が多いので、イベントコンパニオンにおいては必須と言えるでしょう。
3. 丁寧語
聞き手に対して、丁寧に述べる為の言葉遣いです。「です」「ます」等を使用します。
これは日常でもよく使うような言葉ですね。
「です」「ます」口調とよく言いますが、その通りです。「行きます」「伝えます」というように単純な言葉となります。
尊敬語や謙譲語を使えたほうが、イベントコンパニオンの見え方としては良く見えるでしょう。
しかし、堅苦しい印象や、意識しすぎてよくわからない言葉遣いになる、といった経験はイベントコンパニオンの業務中でもあるのではないでしょうか?
迷ったときは、とにかく丁寧語でお話すれば失礼はありません。
レベル1として丁寧語を身に着け、謙譲語・尊敬語にスキルアップしていきましょう。
お辞儀マスターでイベントコンパニオン力をアップ!
お辞儀には、まず大きく「立礼」と「座礼」の2種類が存在します。
その中で「立礼」にも、「会釈」「敬礼」「最敬礼」という3つの分類があります。
一括にお辞儀と言っても、感謝や敬意から謝罪までその種類は様々です。
イベントコンパニオンとして輝く為には、お辞儀の意味もマスターしておきましょう。
1. 会釈
立礼の1つ。軽い一礼となります。
会釈をするには、上体を15度に倒しましょう。
廊下ですれ違ったり、お客様と目が合った時には、この会釈で挨拶を交わしましょう。
軽い挨拶となりますが、立ち止まってゆっくり頭を下げると、丁寧な印象を持たれます。
2. 敬礼
あらゆるシーンで、最も使うお辞儀の一つです。
お客様や目上の人に敬意を表す場面で使用します。
敬礼をするには、姿勢を正し、腰から頭までを真っすぐに保ったまま、上体を30度倒しましょう。
3. 最敬礼
最も丁寧なお辞儀となります。
深い感謝や謝罪、お客様のお見送り・葬儀時に最敬礼をします。
姿勢を正して背筋を伸ばし、腰から頭までを一直線で保ったまま、上体を45度倒しましょう。
お辞儀をする際の手の位置は、イベントコンパニオンの方は”左手”が上で、”右手”が下になるようお腹の下あたりで重ねます。
「語先後礼」の言葉に従い、お礼や謝罪の言葉を先に発し、お辞儀は言葉の後に行いましょう。
お辞儀を習得すれば、イベントコンパニオンとしての質もグンっと上がり、人としてもとても美しく見られることができ、一石二鳥です。
表情
イベントコンパニオンのお仕事もそうですが、接客をするにあたり「表情」はとても大切なポイントです。
口角が上がっていて、口が弧を描いているからと言って、目が笑っていなければ逆に怖い印象を相手に与えてしまい、逆効果となってしまいます。。
口角を上げて、目尻を下げることによって、綺麗な笑顔をすることができます。
自宅でも、鏡の前で自分の顔を見ながら、表情トレーニングをしてみましょう。
また、長時間笑顔をキープしなければならないので、表情筋を鍛えておくと、疲れず自然な笑顔をキープすることが出来るようになります。
表情筋を鍛えれば、フェイシャルリフトアップも期待できるので、こちらも一石二鳥です!
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