キャンペーンガールとイベントコンパニオンは何が違うのか

イベントコンパニオンとは、展示会、発表会、イベント等において，来場者への受付対応や商品の説明、PR等の仕事をする方たちのことです。

イベントコンパニオンの仕事をするなら、ほとんどがイベントコンパニオン派遣に特化した派遣会社等に登録をして、自分の希望に合う案件に応募し選考を経て就業となります。

基本的にイベント開催日、及び開催時間のみ派遣就業する単発の仕事になります。期間も数時間だけのものから１日や週単位のものまでさまざまです。

そのためイベントコンパニオンは好きなように仕事のスケジュールが組める反面、イベントの数などに左右されるため収入に上下のある職業です。

立ち仕事が中心となるので体力的にはかなりきついですが、企業の商品の知識を得たり、さまざまな方と接するのでコミュニケーション能力がついたりと、自分を成長させることができる華やかな仕事でもあります。

似たようなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、キャンペーンガールはイベントコンパニオンよりもモデルやタレントに近い仕事です。

イベントコンパニオンよりもキャンペーンガールの方が、テレビなどのメディアに露出する機会が多くあります。それはモデル事務所やタレント事務所に所属しているケースが多いためです。

キャンペーンガールは企業と半年や一年など、比較的長い期間契約を結びます。そしてその期間、テレビなどのメディア、展示会などのイベントで契約した会社の商品やサービスをプロモーションしていきます。

タバコ、缶コーヒー、ビールなどの販促をするキャンペーンガールもいます。商品をみればわかりますが、それほど説明などの難易度は高くありません。

さまざまな企業が商品を販売促進キャンペーンでPRし、利用者を増やすことが目的です。

街頭などで人通りの多い場所、店頭や店内などで、主にサンプルなどを配布しながらその商品をPRします。

おそろいのコスチュームで明るく元気にアピールする、いわばモデルのような存在です。

街角に立つことになるので、明るさや清潔感のある身だしなみが必要であり、企業イメージをダウンさせるようなことにならないように注意が必要です。

イベントコンパニオンというと、スタイルのよい女性が笑顔で会場に華を添えるといった印象重視の存在と思われる方もいるのではないでしょうか。

もちろん接客業として好印象を与えることは必要でしょう。しかし、一方で実務能力も備えていなければなりません。

受付、商品説明など多岐にわたる業務を臨機応変にこなすことが求められ、相手の要求するものを理解し適切に対応する能力も必要です。事前に商品についての知識を蓄えておくことも大事になります。

明るさに加えて気品のある表現力、他方で来場者や場が必要とするものに的確に対応するなど、高いホスピタリティー能力が要求されます。さらに一日中立ちっぱなしということも多く体力も必要です。

イベントコンパニオンは外見のよさだけではなく、高いクオリティが要求される仕事です。

キャンペーンガールはタバコや飲料品の販促などでよく見かけます。
見た目に派手で、主に男性たちの目を留めます。ただ商品についての知識はあくまでも概略だけしかわかっていません。笑顔でサンプルを渡すだけということが中心で、それほど長時間通行人などとコミュニケーションすることもないからです。
一方、イベントコンパニオンは同じような業務でありながら、仕事の質は異なります。活動場所は展示会やイベント会場などが主戦場です。
商品のことについて一通り理解していることはもちろん、少々の質問にも答えられる深い知識が必要となるのです。単に笑顔で来場者にリーフレットなどを渡すだけに限らず、その来場者を営業ブースにまで導かなければなりません。
ほぼ一日立ちっぱなしになることも多いので、十分な体力も必要とする仕事なのです。